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シーラカンス

シーラカンス

シーラカンス

作家
いしいしんじ
出版社
金の星社
発売日
1997-03-01
ISBN
9784323018898
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シーラカンス / 感想・レビュー

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おにぎりの具が鮑でゴメンナサイ

シーラカンスの刺身を食いたい!って言えばきっとウケるにちがいないというあざとさに乗っかって、いしいしんじがアフリカまで行っちゃう話。そりゃおもしろいわ。ぶっ飛んだ計画をじっくり考えたり、注意深く気がおかしくなってみたり、いたずら心のレベルが高くて感心する。それでいてちゃんと物語にしてしまうところがあいかわらずずるくて腹立だしくもニヤニヤしい。

2014/05/02

書庫の番人

面白い旅行記☆毎頁に版画があり、文章も子供向けチックだけど、内容はしっかりしてる。後書きが一番好きかな(*^^*)シーラカンスを食べたいって思ってすぐに行動できるのが羨ましい。

2016/02/18

マッピー

実はわりと苦手作品が多いいしいしんじ。 これは、面白く読めました。 元々は手書きの絵日記を会社の人たちにコピーして配ったものを、「面白い!」って会社が1000部作って本屋に置いてくれた。(本屋で密売と本人は言っていますが^m^) それを今度は本職の版画家がいしいしんじの絵を版画にし、大手出版社から出版された。 そういう経緯も面白いじゃないですか。 ところで私は、シーラカンスって皮が硬いけれど、身は肉厚の白身で、蒸し焼きにするとおいしいような気がしています。 さて本当はどうなのでしょう。

2016/03/20

銀木犀

処女作?作家になる前に自分で作った冊子を元にしているらしい。シーラカンスをもとめて海外に行く話なんだけど、結構実話なのか?酒を飲みまくっているあたりが「アムステルダムの犬」とも近い。

2010/12/12

無為

「シーラカンスってうまいんかなぁ」と思った主人公(サラリーマン)が有給をとって、シーラカンスを釣りに行く話し。 とても変な話でした。出てくる人出てくる人、みんな陽気でよく酒を飲む。そして適当(笑)。 もう絶版になっているし、出版社が金の星社なので、図書館で借りようと思った方は児童書コーナーの閉架などに埋もれている可能性があるのでご注意を。けど一読すべし!

2017/09/28

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