NO IDEA

キジネコ

安西水丸さんが２０１４年に、そして和田誠さんが今年の10月に他界された。星野道夫さんが亡くなった時にも、風になって世界をめぐることを寿がねば…と自身に言い聞かせたが、好きだった人たちが順に彼岸の方となるのは寂しい。先に読んだ禅書感想で「私達は永遠を旅する素粒子の仮の宿り、集合体に過ぎない」と嘯いておき乍ら心中の寂しさは如何ともし難い。どーする、こーするもなく曹洞禅が言う様にこの風を直に味わうことに致します。村上春樹さんの述懐に触れ確かめてみる、なるほど無記名であっても御二人のイラストの識別はかなう。

2019/12/02

momogaga

贅沢な本でした。なぜなら、大好きな「安西水丸」「和田誠」「村上春樹」の文章が同時に楽しめるお得な本だからです。

2014/10/25

がいむ

水丸さんの絵が好きなので借りてきた。でもお二人のイラストが並んでいるとどちらがどちらかわからず、なんども裏表紙を確認^^;; 途中、お二人との仕事が多い村上春樹のコラムが。それを読んで、お二人の絵の違いがすっとわかるようになったのは不思議！

2014/01/30

★YUKA★

水丸さん、和田さん、そして村上春樹！豪華な一冊でした(*´ω｀*)

2021/05/21

みどり

安西水丸展に一人で行ったときにどうしても欲しくて買った。だって、水丸さんのことを展示でさらに好きになっていたあとにミュージアムショップがあるんだもの。水丸さんが高校時代から憧れていたという和田誠さんとのコラボ。村上春樹の二人へのコメントが載っているのだけれど、村上さんは、二人が円を描くだけにしても和田さんと水丸さんのを見分けることができるだろうと書かれていた。この「NO IDEA」では、どちらの絵が水丸さんか和田さんか絵本中には描いておらず、最後に答え合わせがある。絵文のみならず、そこも見どころのひとつ。

2017/10/04