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W世界の少年 (筒井康隆SFジュブナイルセレクション)

W世界の少年 (筒井康隆SFジュブナイルセレクション)

W世界の少年 (筒井康隆SFジュブナイルセレクション)

作家
筒井康隆
出版社
金の星社
発売日
2010-03-01
ISBN
9784323061252
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W世界の少年 (筒井康隆SFジュブナイルセレクション) / 感想・レビュー

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火星人碧

SFジュブナイルセレクション全5冊のうちの1冊。短篇の「10万光年の追跡者」「四枚のジャック」はつまらない。無理に短く書いた感じで寸詰まり。中篇の「W世界の少年」は面白く読んだ。奥深さを見せる終わり方も好きだ。

2024/07/18

メイロング

時代が変わりすぎて、酸っぱいワインみたいな、実にクセがある中身になってしまった。昭和の子ども向け日本SFファンなら、人がすぐに発狂し、すぐに精神病院という言葉が出てくる空気はたまらない。「当時ならでは」と知ってるからこそ楽しめるノリなのだ。大好きです。「四枚のジャック」は演出が好き。登場人物の名前はずいぶん身近から取ったな。これが図書館の、YAの新刊に置かれているのは罠。初ツツイなら別のを選んでほしいと願う。

2010/11/26

りょくちゃ

10.3.236p。シリーズ5。 [底本 『細菌人間』2000年出版芸術社刊] 「10万光年の追跡者」  彼女を攫われて追う。 「四枚のジャック」  学生時代、弱虫ジャックと呼ばれた青年が…。 「W世界の少年」  SF好きの少年、成一。ある朝おかしな出来事があり、登校途中に山の穴を抜けると別世界へ? 成一が想像していたオリオン星人のいる世界。逃げてもう一度穴へ。 次は敦子が望む、少女小説や勉強の簡単な世界。もう一度抜けると元通りに? ここは本当の世界なのか?と作者は語りかける。

2011/10/11

すーさん

短編集。4枚のジャックは秀逸。W世界の少年は、時をかける少女を思い出させる。筆力が凄い。

2019/02/20

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