菊次郎とさき (ビートたけし傑作集 少年編 3)
菊次郎とさき (ビートたけし傑作集 少年編 3) / 感想・レビュー
Tadashi_N
いつの世も、母は強く、頭が上がらない。オスは付属品に過ぎない。
2021/01/09
よし
10年前 再読本。人一倍照れ屋で小心者酒飲みの父 菊次郎と「お前なんか死んじまえ。」ことあるごとに息子を厳しく叱り飛ばす母 さき。読んでいて涙がでて困ってしまった。兄 大のあとがきもいい。貧乏で酒乱の父をもってひどかったのに、なぜか、温かい気持ちになっていった。
2020/05/02
なみ
ビートたけしさんの少年編、ラスト。お父さんとお母さんメインの話。どこから創作でどこまでが実話なのかとても曖昧。だけど口悪く表現しながらも家族への愛情があふれていて良かった。家族とか身内とか、昔のこととかも含めて全部を大切にして、それでいて楽しもうって思える。良かった。
2016/08/23
yesod
たけしさんの子ども時代のエピソードなど。とても面白かった。教育熱心な母に閉口したり、お酒を飲んで暴力を振るうこともある父も描かれているけれど、口先の表現や態度とは関係なくとても情の深い家族関係だと思った。さきさんが亡くなられた時、たけしさんは号泣されたと言うけど、これを読んで納得。
2012/02/18
sumie
すごく面白かった。そしてホロリとしてしまった。今は亡き祖父母や父とかぶってしまって…。いろいろなものをもう無くしてしまった私に、たけしさんの文章は響くなぁ…
2011/04/01
感想・レビューをもっと見る