ホバ-ト
ホバ-ト / 感想・レビュー
ケロリーヌ@ベルばら同盟
こぶたのホバートは、4匹きょうだいの末っ子。優しいミルズさんの素敵な牧場でのびのびと暮らすこぶた達は、とてもきれいで、それぞれ素晴らしい才能を持っています。けれど、上のきょうだい達は、農場のこぶたの「さだめ」に気づいてしまい…。運命、才能の限界、苛めを受けて皆が打ちひしがれる時も、ホバートは心に希望の火を灯し続け、その光できょうだいを導き、道を切り開きます。リズムが良く、力強い希望に満ちたおはなしは、声に出して子ども達に読み聞かせるのにぴったりな一冊です。
2018/09/24
S.Mori
表紙の可愛い絵が気に入ったので、読んでみました。仲良く楽しく暮らしていたこぶたちに、危険が迫ってきます。業者に売られる日が近づいてきたのです。ホバートだけは希望を捨てずに、他の兄弟たちに逃げ出そうと言います。タップダンスを踊るこぶたと言う設定が面白いです。想像するだけで可笑しくなります。他にも詩をつくるバイロン(!)と言う豚が出てきます。最後はめでたしめでたしのハッピーエンドで気持ちよく読める童話でした。
2020/06/14
遠い日
どんな運命にも立ち向かう子豚、ホバート。困難にはストレートに前向きに。きょうだいたちの弱音も回収、後押し。夢は叶う。諦めるな。粘り強くどんどんいくのだと、力強いメッセージを受け取る。まだわたしにもある夢。諦めないぞ、いつかきっとと再び思う。
2017/11/09
lovemys
マイペースで楽観的なホバートが可愛い♪なんとな~く、ベイブを想像させるけど、ベイブの進化前、みたいな物語でした。もうちょっとグッと掘り下げて欲しい感じもありましたが、ほのぼのな雰囲気もいいのかな?サクッと可愛らしいお話しでした~☆
2015/01/21
timeturner
つねに前向きで、他人から押し付けられた運命にさからい、才能を磨いて幸せになれた子豚たち。よかったね、めでたしめでたし、とは思えない大人の悲しさ。才能のない豚たちのことを考えちゃうからね。まあ、そう言いつつベーコンもソーセージも食べ続けるんだけど。
2015/02/27
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