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くろくまレストランのひみつ

くろくまレストランのひみつ

くろくまレストランのひみつ

作家
小手鞠るい
土田 義晴
出版社
金の星社
発売日
2012-11-08
ISBN
9784323072500
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くろくまレストランのひみつ / 感想・レビュー

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杏子

今年の感想画指定図書になった『りすのきょうだいとふしぎなたね』と同じシリーズ。かわいい表紙に微笑ましく思いながら読んでみると…思いの外重い内容でした。くろくまレストランの店長くろくまのお話です。たかが児童書とあなどるなかれ。くろくまの深い重いに胸が熱くなりました。中でも、一番注意すべきは人間だ、という下りに。「人間だけが、戦争をする」という文章に著者の思いが透けて見えるようで。くろくまを見守る、「わたし」ことそよ風や森の図書館のあごひげ館長の目がとても優しい一品です。子どもたちにぜひ勧めたい。ご賞味あれ。

2018/09/30

スイ

誰も来ない図書館のやぎ館長と、悩める森の動物たちの話、とあったので、ほのぼのとした温かな物語なのだろうなと思ったのだけど、そしてたしかに温かな物語なのだけど、それだけではなかった。 生き抜くことの厳しさ、舞台の周辺にいる人間の恐ろしさ。 幼年童話でもシビアなところはきっちりしていて良かった。 シリーズの他の作品も読んでみたい。

2021/08/08

おはなし会 芽ぶっく 

くろくまレストランの店長さんには、悲しい思い出が…。そよ風が語るおはなしと土田さんの描くくろくまさんや図書館長がマッチしています。

2019/03/08

7petit

くろくまくんは、失くしてしまったものがたくさんあります。それを少しずつ取り戻していき、しあわせになっていく予感のするおはなしです。小手鞠さんの作品は、電車の中で号泣したこともあり、うっかり外で読めません(笑)。心が揺さぶられる展開です。中学年に。

2014/04/06

千尋

挿絵とタイトルに惹かれて借りてきた本*森の図書館で働いてるしろやぎのあごひげ館長*ある日、くろくまがやってきて・・長い間、ひとりぼっちで暮らしてきたくろくまは森のみんなと仲良くしたくてレストランを開きます*しかし、レストランにはお客さんがやって来なくて・・あごひげ館長はくろくまを助けるためにひとつの本を貸します・・*

2014/02/08

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