猫とロボットとモーツァルト: 哲学論集
猫とロボットとモーツァルト: 哲学論集 / 感想・レビュー
masabi
芸術について芸術を理解するロボットを作れるかどうかをとっかかりに考えていく。存在、時間、観測者まで。ヴィトゲンシュタインの考えを応用して紐解いていく。
2014/11/04
午後
美しいとは何か、存在とは何か、時間とは何か。そういった誰もが抱いたことのあるような疑問に対して、ウィトゲンシュタインなどの哲学者の技法を適用して答えていく。一章から四章までは、そのような身近な疑問を鮮やかな手つきで整頓していく読みやすい哲学エッセイとして読めるのだが、五章、六章はアリストテレスのテキストで使われている用語に対する解釈の問題がずっと続き、前半のキャッチーな体裁とはかけ離れて、初学者からすると瑣末な問題に終始しているように見え、問題意識なども掴み難かった。一冊の本としてまとまりに欠ける。
2020/10/22
カンパネルラ
最初は音楽のこととか絡めて、どうにか理解出来たが、後半にヴィトゲンシュタインとかアリストテレスとか出てきて、存在論を展開されてしまったら、ほとんど理解を超えていた。哲学ってむづかしいものだな~
2011/02/08
よしよしちゃん
分かったような分かんないような・・・
2012/02/02
КИТАРУ МУРАКАМУ
「猫とロボットとモーツァルト」は、今でも藝術に対する優れた入門書だと個人的には思っていたりする。
2011/02/19
感想・レビューをもっと見る