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心は機械で作れるか

心は機械で作れるか

心は機械で作れるか

作家
ティム クレイン
Tim Crane
土屋賢二
出版社
勁草書房
発売日
2001-09-10
ISBN
9784326153565
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心は機械で作れるか / 感想・レビュー

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ちぃ

タイトルからもっと理系の本かと思ったけど、かなり哲学寄りの本だった。それでもコンピューターとはなんぞや?といったところはほとんど私には理解できず…心を表彰するものを機械は表象できるか?脳みその思考原理はコンピューターと同じか?と論じているのだが、そもそも理系の方の思考回路と文系の方の思考回路は全く違いそうなので、心を相手にする議論てつくづく答え出ないなぁー、と思う。そして人間の心はしばしば不合理なことを思いつくし遂行するので、そこらへんが機械と違う点なんだろな。いまひとつ消化しきれていないです…

2021/02/12

はすのこ

最後のコントが一番面白い。

2016/05/22

Yoshi

旧版を読んだ。第3版が最近でているが、どうも目次を見るとかなり旧版とは異なるようだ。 心は機械で作れるかを議論しているわけではないが、著者の立場は、どうも心は機械で作れるという立場のようだ。 表象概念について、論じている箇所が多いが、表象とはなにかを還元的に説明する説が現状うまくいっていないことから、非還元的な説明が必要と考えているようであるが、そのあたりははっきりしない。 分析哲学は読むのが大変だが、比較的読みやすい部類ではあると思う。

2024/06/28

nchiba

心は機械で作れるかを様々な哲学的角度から考察している。今のところ心が機械で作れることを証明した理論はないようだが、だからといって心を機械でつくれないということが証明されたわけでもない。しかし心が機械で作れることが証明されないということは、心を持つ機械を作ることができないということだ。鉄腕アトムをつくるのはなかなか難しそうである。

2010/10/07

やす

土屋先生の訳書ということで手に取った。 心とは何かについて哲学的に論じた本。 こんな真面目な本でも訳者解説に土屋エッセイを入れるなんてすごい。

2021/11/09

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