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リップマン 公共哲学

リップマン 公共哲学

リップマン 公共哲学

作家
ウォルター・リップマン
小林正弥
出版社
勁草書房
発売日
2023-02-24
ISBN
9784326154852
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リップマン 公共哲学 / 感想・レビュー

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昌也

再読:解説から。p195「公共哲学の原点としてはハンナ・アーエントやユルゲン・ハーバーマスが挙げられることが多いが、概念そのものは本書に始まる。」 p219「訳者の一人・宮崎文彦氏が本書の再訳を提案したのは、二〇一一年である。マイケル・サンデル『民主主義の不満(上・下)』(千葉大学人文社会科学公共哲学センター訳)の翻訳が刊行された後だった。p200「今は、「民主主義の危機」と「感染症による文明的危機」と「独裁による侵略戦争」という三つの危機が重なっている。・・・「文明的品位の哲学」こそが」大事。

2023/08/03

むっち

原著は1955年発行だが、本書は2023年2月第一刷の日本語新訳  リップマンの思索は第二次対戦前から冷戦時代までの時代背景の下でファシ ズムと人民主義(ソビエト社会主義もアメリカ的大衆民主主義も含む) フランス革命期のジャコバン主義ともいえる直接民主主義にも距離をおいた普遍的価値を根本にすえる自然法的公共哲学を説く姿勢に共感を覚える。  いわゆる人民民主主義が、地に落ちているため、多数決によって議会を独占したら何でもありという維新政治のような意識が拡大している。

2023/05/20

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