解離のポップ・スキル
解離のポップ・スキル / 感想・レビュー
寛生
【図書館】とにかくとんでもなく凄く、世界でも一番ホットな本じゃないか。その精錬された知の美をみる。分析家としての、その分析力、解釈は世界をリードするよう。オウム現象関連についても、他の書籍と一線を画して卓越しているし、それだけを読むだけでも価値があるが、深みはさらに深くなる。「トラウマと解離」の対話も優越しているが、さらには、東浩紀氏と斉藤環氏の対話「工学化する社会/動物化する人間」も、僕には巡り会ったことがない知識人としての「対話」「ディベート」の美が醸し出されている。世界のアカデミックでも稀有だ。
2014/06/23
readtuktuk
ここ数ヶ月で読んだ斎藤環本の中でもっとも難しかった。意地で読み通したのは、彼の考え方が世界を見渡すときの大きなヒントになるのではないかという直感があったからです。それにしても難しく、後書きに〈私の著書の中ではかなんり難解な部類に属するであろう〉〈われながら再読しても疲れるような、ハードめな原稿が多い〉と書いてあったのにはホッとした。
2008/08/13
ハイパー毛玉クリエイター⊿
本書にあるとおり〇〇年代が「解離」の時代であったとしたならば、一〇年代に突入したいまは一体なにの時代なのだろう?最新の著作が読みたくなった。
2013/12/14
えこいのさん
環と東のガチンコバトルが超みもの。東ったらのっけからけんか腰なんだものw
2009/06/20
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