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女という快楽 [新装版]

女という快楽 [新装版]

女という快楽 [新装版]

作家
上野千鶴子
出版社
勁草書房
発売日
2006-07-01
ISBN
9784326653171
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女という快楽 [新装版] / 感想・レビュー

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CBF

(★★☆☆☆) 1980年代、変化の激しいおもしろい時代を、おんなの肉体と感性をもって生きた著者の代表作ー。 内容以前に、文章が難解すぎて正直半分くらいしか理解できなかった...。ただ、1979年〜85年の間の著者の論稿を纏めた本とのことで、主婦論争とか社宅妻とかいう話が出て来るのを見ると、40年前に比べると今はだいぶ時代が変わって進歩した点もあるんだなぁ、と実感できた。 『「働く」ことには強制と自由意志がふたつながら含まれている。生きがいと疎外が同時に含まれている。片方だけを選びとるのは難しい。』

2021/03/10

高円寺

Ⅲ部、15章からなる。初版は1986年。新装版まえがきによると、第Ⅰ部では「異性愛における・女の・セクシュアリティ」について探求されており、第Ⅱ部は「主婦研究」から派生したテーマについての諸論文であろ、第Ⅲ部では「家族、企業、国家をめぐる思考実験」が論じられている。個人的には第1章「対幻想論」と第2章「〈外〉の性」が面白かった。

2015/01/19

玉子

初版は86年。新装版。06年に書かれたまえがきつき。その弁解が更に歴史を感じさせる。だって本文に「状況感覚が乏しいので女は運転がヘタ(なんだろう)」とあるんだよ。留保をつけた上で。ああ時代。

2011/11/12

読み終わると、内容とタイトルの食い違いの妙にドキッとした。

2010/04/15

metropolitan613

勁草書房1986年『女という快楽』では「私は、性に対するヘテロ指向性を重視する。そしてこの見地すらホモセクシュアルを『差別』する。なぜならホモセクシュアルは、繁栄に結び付かないぎかりで異質なものとの交配という種が敷いた自然を心理的に裏切る試みだからである」と述べていました。それを無かったことにするでしょか。オリンピック開会式関連で、過去の言動等により排除されたアーチスト達がいまいした。同じように上野さんもアウトでは?フェミ界隈は身内に甘いとか二重基準が酷いとの意見をききますが、あながち嘘ではないのですね。

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