怪奇に浸る
怪奇に浸る / 感想・レビュー
榊原 香織
英文怪奇短編 難しい。訳、解説付きでも大変だった。 見たことないゴシック的用語多用。 日本語部分読んでも、?だったりする。 ポーはさすがに素晴らしく"The Masque of the Red Death"感心した。 Angela Carter(イギリス、1992年51歳で死亡)は日本に2年ほど滞在経験があるので、不気味な操り人形は文楽のイメージかもしれない。
2022/11/07
榊原 香織
再読ですが、やっぱり難しい。 文芸作品を言語で読むのは難しい。 細かなニュアンスは解説されてそういう意味もあるのか、と。 Edgar Allan Poeの短編はコロナの時に注目された、かな?
2024/06/14
くさてる
英語の小説を原文と対訳で読むシリーズ。編・訳・注があの柴田元幸氏なので、安心感このうえなしの優れたアンソロジーとして楽しみました。傑作揃いなのでほとんどが既読、なので英文と並べて読みながら、ああこういう感じなのかと面白く読みました。が、唯一未読だったヴァージニア・ウルフ「幽霊屋敷」は、さすがの難しさ。それでもその奥深さは感じることができたように思います。英文でも読んでみて、分かりやすく、さらに面白かったのはボウエンの「悪魔の恋人」でした。
2022/09/21
Omelette
シリーズ中でいちばん歯ごたえがあった。テキストが古めなのと、作中で起こる現象が日常のありふれたことではないので読むときの予測の立て方が予断を許さず慎重にならざるをえないのと、語彙も同じ理由で難しく感じた。
2022/12/17
DEN2RO
英語の小説を原文で読むシリーズの第5巻。何を怪奇と感じるかは個人でも文化でも定義づけは難しいかも。異界の実在を実感させられる時、怪奇が身近になるようです。人形が命を持つ話や妹が忽然と消える話はその不条理さによって怪奇な物語として迫るものがありました。
2022/09/20
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