言語学が好きになる本
言語学が好きになる本 / 感想・レビュー
アルカリオン
日本では、英語にカタカナの読み仮名をつけることができる。限界はあるにせよ、それにより発音の目安を知ることができる。一方、フランスでは英語に読み仮名をつけるということはできないので発音の目安が得られない。英単語をフランス語の発音規則に当てはめて読むのも不自然だ。という具合なのでフランス人は外来語の発音に苦手意識をもちやすい。著者が師事していたフランス人教師も文中に英単語が出てくると、自信がないのかやや声が小さくなっていた▼仏語のように名詞に性がある言語は、外来語を採り入れる上でのハードルが日本語よりも高い。
2021/07/06
はづきち
電子書籍。一時期テレビで大活躍していた町田健先生の本です。 言語学の中身の解説というより、言語学とはどんなことを扱うのかという話が中心でした。これまでわりと突っ込んだ内容を学んでいる人にとっては物足りないかもしれません。最後の読書案内は参考にしてみようと思いました。 余談ですが、電子書籍だと脚注が章のうしろにまとまっていて読みづらいです。この出版社の紙の本なら本文の下段(脚)にあるはずだけど、レイアウト上こうするしかないのか…
2021/02/07
yakomini
言語学って何?って思う人が解り易いように、易しい言葉で24の素朴な疑問に答える形で書かれています。「でもこれで言語学が好きになるか?」は…ちょっと疑問です。もう少し言語学の楽しさみたいのが伝わってくるとよかったのに。
2011/11/23
夏みかん
入門書のような感じかと思って読んでみたんだけど、雑学本に近いかな。楽しくはあるけど、既に聞いたことがある話も多くてちょっと残念だった。フランス語が美しい理由の考察は面白かったし、日本語と韓国語の近さと遠さの話題も面白かった。巻末の参考文献を参考に他の本も読んでみようかな。
2022/11/28
阿井植夫
とても参考になった。
2022/08/04
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