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特盛! SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話

特盛! SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話

特盛! SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話

作家
大森望
出版社
研究社
発売日
2006-03-12
ISBN
9784327376963
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特盛! SF翻訳講座 翻訳のウラ技、業界のウラ話 / 感想・レビュー

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山田太郎

読むのが怖いでファンになって、読みたい本の参考にするのに大変役に立ちます。どうも海外物が苦手な理由がわかった。

2011/02/03

paluko

2006年刊。とは言ってもSFマガジンの1989~95年くらいの連載を中心にまとめたものなので、内容はもうちょっと古い話題が多い。PC回りの情報はほとんど「歴史的資料」と化している。が、「字面」の重要性とか、人称代名詞を極力削るとか、「ウケようと思って翻訳する」(116頁)とか、時代関係なく使えるノウハウも満載。タイトルに「特盛!」とある通り、とにかく対談からコラムから確定申告の話から内容盛りだくさんなので気になる項目があったら付箋など貼っておかないと後から探すのに苦労することウケアイ。

2022/09/15

キョウラン

殻竿ってなによ?ってオビに書いてあるけど英語だとflail。「溺れかけた彼は殻竿のように両手をふりまわし、助けを求めた」とかってよく出てくるらしい。殻竿(からざお)は脱穀に使ってて殻っていうのは穀物「穀」だそうで。西洋じゃそれが転じて、殻竿型の武器をフレイルって呼ぶようになった、と。それよりバーコードバトラーでマキャモンの『スティンガー』上巻はHPが19100もあるんだぜえ!「それがすごいのか」「ほとんど最強だよ」にはフイタw

2012/05/09

しまえ

ページ数は割とあるが、内容がやわらかくおもしろいので、さらさらと読めた。順序が逆だがSF翻訳読んでみよう。

2017/05/30

誰パンダ

読んだの忘れてて再読してしまったシリーズ。二の巻 実践的SF翻訳講座・裏ワザ編が、翻訳に関する細かいテクニックがいろいろ載っていておもしろい。日本語の文体のストックをたくさん持つ。副詞や形容名詞は漢字を開く。彼/彼女などの人称代名詞はなるべく減らす。swordはスウォードではなくソード。会話は地の文の倍くらい自由度が高い。会話の改行どうするか問題。超訳に関する話。翻訳にしか出てこない日本語。悪訳の見抜き方。などなど。読み終わってから、増補版読もうとしたんだったと思い出す。

2015/10/25

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