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鉄道小説

鉄道小説

鉄道小説

作家
温又柔
澤村伊智
滝口悠生
能町みね子
乗代 雄介
出版社
交通新聞社
発売日
2022-10-06
ISBN
9784330064222
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鉄道小説 / 感想・レビュー

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ちょろこ

ほっこり&ホラーの一冊。5人の作家さんが描く、主人公たちの思い出と今現在に鉄道を沿わせた5鉄道物語。スタートの乗代雄介さんからじんわり温かい気持ちにさせられた。思い出に沿う新京成線、歴史、老犬、恋が絶妙なバランスで配置された完成度の高さに拍手。このままほっこりが続くのかと思いきや、やっぱり澤村伊智さん。そうは来ないよね〜、阪急電鉄ホラーで一発ゾッ。思い出からホラーへの落とし込みが絶妙。鉄道って今日も今日とて乗客の人生を、1日の悲喜こもごもを乗せてガタゴト走っているんだな…なんて思いを馳せた水曜の夜。

2023/05/17

モルク

鉄道開業150年交通新聞社鉄道文芸プロジェクトの制作による5人の作家さんのアンソロジー。澤村伊智さん目当てだったけど初読み作家さんもいて楽しく読了。鉄道がガッツリ出てくるのではなく、全体的にほっこりする話の中で澤村さんが異彩を放つ。今はないファミリーランドが出てきて、どこか懐かしさのなかにゾワゾワ感も確かに味わえる。

2023/07/15

みかん🍊

5作のアンソロジー、「反対方向行き」は湘南ラインを宇都宮へ行く予定が間違えて小田原行きに乗ってしまう、その中でつれづれと思いをはせる、たまには間違えて反対方向の鉄道に乗ってしまうのもいい、「青森トラム」は東京から叔母の住む青森へ引っ越してきた主人公がトラムで街を散策する、青森はいった事無くてこんなに都会で開放的な街だったとは知らな、かった、鉄道開業150周年という割に思ったより鉄分少な目鉄道に乗りたくなる小説は少なかった。

2022/11/10

fwhd8325

鉄道開業150年と言うことで、イベントも多く開催されています。鉄ちゃんではないですが、鉄道の姿を見たりするのは好きです。落語の世界にも鉄道を題材にした落語を演じる噺家さんがいます。鉄道は、生活になくてはならないもので、そこにドラマが生まれることも多いと思います。ここに5編の鉄道をテーマにした小説があります。果たして、鉄道小説と括れるのかはさておいて、切り口はユニークだと感じました。乗代さん、澤村さんの作品が好きです。

2023/02/11

うっちー

さすが一流作家さん達の短編集でした

2023/01/30

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