背中の髑髏―公事宿事件書留帳〈5〉 (公事宿事件書留帳 (5)) (公事宿事件書留帳 5)
背中の髑髏―公事宿事件書留帳〈5〉 (公事宿事件書留帳 (5)) (公事宿事件書留帳 5) / 感想・レビュー
kazu@十五夜読書会
公事宿事件書留帳シリーズ5弾。菊太郎が居候する「鯉屋」公事宿の仕事の内容、交わされる京言葉に慣れてきました。① 闇の掟 ② 木戸の椿 ③ 拷問蔵 ④ 奈落のみず ⑤ 背中の髑髏 ⑥ ひとでなし ⑦ にたり地蔵 ⑧ 恵比寿町火事 ⑨悪い棺 ⑩ 釈迦の女 ⑪ 無頼の絵師 ⑫ 比丘尼茶碗 ⑬ 雨女 ⑭ 世間の辻 ⑮ 女衒の供養 ⑯ 千本雨傘 ⑰ 遠い椿 ⑱ 奇妙な賽銭 ⑲ 血は欲の色
2012/11/04
星落秋風五丈原
気がやさしい鋳掛け屋・伊助が、息子・浅吉にせがまれ背中に入れた髑髏の刺青。刺青を入れるには大金がかかる。それにもかかわらず、ただで刺青を入れさせた男の目的とは?髑髏の刺青に隠された秘密とは?公事宿(訴訟人専用旅籠)「鯉屋」の居候・田村菊太郎が、江戸時代の京都に起った数々の事件を解決していく人気時代小説シリーズ第5作。 「醜聞」「佐介の夜討ち」「相続人」他書き下ろし「因業の瀧」「蝮の腹」「夜寒の辛夷」収録。
2002/10/20
igi_tur
ようやくシリーズとして乗ってきたかなあ。
2009/01/29
mitsuru1
なんかこなれてきた感じ。江戸時代の裁判システムを弁護士側から見たような感じ。
2009/04/04
ぽて
既読。【気の弱い鋳掛屋が息子にせがまれて背中に髑髏の彫り物を。教養のある悪人が殺して背中の皮膚を剥ぎ取る『背中の髑髏』、強請りをする地回りの上前をはねている奉行所の吟味役『醜聞』、賭場の用心棒と間違えて菊太郎に襲いかかった佐介『佐介の夜討ち』、実の弟である番頭が病で倒れた主人の子供を入れ替え店を乗っ取ろうとする『相続人』、偽装心中をしてまで一緒になりたかった二人だが結局再び心中『因業の滝』、不義密通を訴えた正体は美人局の常習犯『蝮の銭』、拾った金子をつい使った女房。実は盗人が落としたもので『夜寒の辛夷』】
2013/01/02
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