青木雄二漫画短編集完全版 ゼニの掟編
青木雄二漫画短編集完全版 ゼニの掟編 / 感想・レビュー
がんぞ
「賃金が安くても仕事がきつくても受容れるなら働くところ(使う事業者)はナンボでも居る」すなわち“銭とは労働である”と冷徹な認識、人生を切り売りせざるを得ないプロレタリアートへの同情に満ちていて「共産主義にしなければアカン」とまで言う強烈な思い。漫画が大ヒットして“資本家入り”を目論んだが、早く亡くなった。際物のように見られた作品だが(私は小学校ででも教科書としてカードローンの怖さを教えるべきと思う)後世には貴重な資料となることだろう。20世紀末ごろの日本人がどのような生活感であったか/繰り返し読むに足る
2016/11/29
ぱる
青木雄二氏のナニワ金融道以前に描かれた短編集。これは、青木氏の純文学、そして哲学書とも言える内容。
2015/09/04
minoru
-
2014/10/17
TERu☆
☆☆☆
2011/03/09
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