天国は水割りの味がする~東京スナック魅酒乱~ (読んどこ! books)
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天国は水割りの味がする~東京スナック魅酒乱~ (読んどこ! books) / 感想・レビュー
まど
800ページ越えの電話帳のような重い本。筋トレみたいでした。東京のスナックのインタビュー集。虚実入り混じった人生の悲喜こもごもが面白かったです。スナックとクラブの区別のつかなかった私ですが、勉強になりました。「ドリフト」に行って、マスターに癒してもらいたい(笑)。
2011/12/27
Akihiro Nishio
東京のスナック50件のマスター、ママへのインタビュー本。868項で二段組、さらに話の内容が濃いので大変なボリュームでした。少しずつ読んで何ヶ月もかかった。取り上げられる店なので古い店が多めで、皆さんの戦時中・戦後のサバイバルの様子が面白い。若い人の店は、どちらかと言えばダメっぽい人が多かった。とにかく昔の人は良く働いてたね。誇張もあるんだろうけど。印象に残ったのは複数のママの「男の人は商売が上手くいくとすぐに他のこともやろうとするからダメね」という言葉。結局スナック1軒だけが残るというパターンが多数。
2018/06/08
sawa
★★★☆☆ スナックのママ、マスターのインタビュー集。とにかく分厚い。京極夏彦のような弁当箱本。みんなものすごい働き者で、人生の苦労が感じ取れる。やっぱりスナックはママの魅力で成り立っているのだろう。小島功の「まぼろしママ」からの挿絵が素晴らしくって、この漫画がとてつもなく読みたい。いいなあ、スナック。行きたいなあ。(図)
2012/01/13
gtn
868頁のボリューム。どの店も忘れ難く、カットできなかったのだろう。読み進めるうち、ママの手料理をつまみながら、ゆっくり杯を傾けているような気分になる。
2019/02/23
emi
868頁は読み応えがあります。同テーマで様々なスナックの方への取材雑誌まとめ本なので、人によっては同じ内容をーと感じるかもしれませんが(そんな方には、同著者の『スナック飲みある記』だけで十分)、私は読むほどハマり、分厚い本を移動中まで持ち歩くハメに・・・。これだけの収録件数だと行った事があるお店もありました、笑。それにしても女性は強い!離婚で女手一つ、旦那様のご苦労だけではなく、マスターの生き様ありはもちろん、意図してか?昨今の違った感じのママさんも収録されているバランスの良さがよい。挿絵も素晴らしい!
2013/04/29
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