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甲子園だけが高校野球ではない2

甲子園だけが高校野球ではない2

甲子園だけが高校野球ではない2

作家
岩崎夏海
出版社
廣済堂出版
発売日
2012-06-29
ISBN
9784331516393
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甲子園だけが高校野球ではない2 / 感想・レビュー

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夜長月🌙@新潮部

高校野球にまつわる17の実話エピソード。野球のプレー自体はしなくとも縁の下の力持ち的存在や陰で努力している人たちはいます。彼女たち(彼ら)には普通は光が当たらないのですが見る人は見ています。高校野球で背番号をつけてベンチ入りできるのは20人。その限られた背番号をもらった女の子もいます。人知れぬ努力を認めた監督さん、見守るチームメイト。もちろん彼女はプレーできないのですがどんなにうれしかったことでしょう。

2017/10/09

ももかさん

高校野球エピソード集第2弾!ですが、そのなかでもテーマを幅広になっているとの作者の言葉がありましたが、あまり変わらなかったような気がします。でも勿論泣けます。一番印象に残ったのが、なぜ生きているのか…と悩んで…答えを見つけました!というエピソード。

2016/09/05

ひらけん

言い方が悪いかもしれないが、敗者の美学って言葉が読み終えた後に思い浮かんだ。甲子園に行けた人だけが見える景色があるならば、行けなかったからこそ見える景色もあるんやろな。ある高校野球の監督さんがベンチに入れない部員達は決して敗者ではない。彼らには試合に出られない悔しさが、今後の人生に活かせるはずだと言っていた事を思い出しました。どんなスポーツでもオリンピックに出場する人達はほんのひと握り。そんな人達の影で夢破れた幾万の人達がいる事を忘れてはいけないな。ある高校球児の「冬は必ず春となる」の言葉は胸に残ったよ。

2019/11/24

パスティル

病気、怪我、挫折、逆境,,,乗り越えなければならない問題のエピソードが満載の第2弾でした。野球だけが人生ではない。や冬は必ず春になるなど、良い言葉もいっぱいありました。仲間、ライバル、監督どれも自分を成長させてくれる大切な人たち。改めて高校野球はいいなあと思いました。

2014/11/28

にくじゃが

これを読んで、夏の大会を終えた野球部員を思い出しました。もう少し投げていれば。勝っていたら今頃試合だったのに。何度も何度もそう言っていました。彼らはまだ中学生。高校生になって野球を続けるのか、私にはわかりません。 でも、彼らはずっと野球を忘れないんだろうと思います。ちょっぴり心が疲れている方、つまづいてしまった方、少し元気が出てきます。すきま時間にどうぞ。

2014/10/06

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