新・翔んでる警視〈3〉 (広済堂文庫) (廣済堂文庫 く 1-9 岩崎警視シリーズ 3)
新・翔んでる警視〈3〉 (広済堂文庫) (廣済堂文庫 く 1-9 岩崎警視シリーズ 3) / 感想・レビュー
saga
【再読】グリコ森永事件の名がたびたび出てくるので、1984年頃の作品なわけで、当時の警察に対する著者の歯がゆさが読み取れる。インターポールの依頼を受けた事件が2件。マル暴が関係する事件が2件。いつもの連作短編とは少し雰囲気が違う。男色にまつわる事件では、2021年の現代では非常識な、男色=大罪という著者の考えが透けて見える。BLマンガなんてのを見たら卒倒するに違いない。
2021/08/14
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