侵略! (広済堂文庫―異形コレクションシリーズ) (廣済堂文庫 い 6-2 異形コレクション 2)
侵略! (広済堂文庫―異形コレクションシリーズ) (廣済堂文庫 い 6-2 異形コレクション 2) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
再読。様々な侵略を描くアンソロジー。大場惑、草上仁、村田基、斉藤肇(敬称略)などなど、最近はめっきり見かけない作家さんたち・・・。短編作家さんの活躍の場がないという事ばかりではないのかな・・・。安土萠さんや大原まり子さんなども読める貴重なアンソロジーだ。菊地秀行さんの『雨の町』は映像でも観たが、ここに原作があったのか。
2018/09/18
那由多
SFは苦手なものが多いのだけれど、これは別。むしろ苦手なのがなかった。1話目の『地獄の始まり』からグッと掴まれたまま、次から次へと侵略されてしまった。『聖戦の記録』の動物虐待シーンだけが苦手でした。『赤い花を飼う人』のアン餅を5個食べたら、周りがざわめだし正体を怪しまれるシーン。え?じゃあ私も人間じゃなく、侵略者に変化していたという事なのだろうか?
2018/07/29
込宮宴
そうか、侵略にはいくつもの段階があるんだ。 段階ごとに章立てをしたのは面白い趣向だと思う。 テーマである侵略も、オーソドックスな宇宙から来る異形もいれば己の内にいつの間にかある己ではないものまで多種多様。 一見SF的なテーマですが、しっかりとホラーでした。
2013/10/16
シロ吉日
毎回、各テーマごとに読める異形コレクション。今回も色んな作家さんが読めて新発見出来ました。梶尾真治さんの他の作品を読みたいと思いました。不思議な話って面白いなぁー。ホラーってSFなんですね。
2012/02/23
かいん
個人的BESTは草上仁「命の武器」。丁度いい緊迫感と、良い感じに気色悪い異形「カッコウ」の存在が良質なSFホラーを彩っていた。7/10点。
2017/09/24
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