俺、勝新太郎 (廣済堂文庫) (廣済堂文庫 カ 10-1)
俺、勝新太郎 (廣済堂文庫) (廣済堂文庫 カ 10-1) / 感想・レビュー
こばまり
警察の取調室でこのライティングはフランス映画だなと思う。そんなモノローグに始まり、繰り出される数々の名言と規格外の逸話に惚れ惚れとしてしまう。まもなく没後20年。劇場版の「座頭市」は今でもハッとなるシーンの連続だ。今時の若い子は不幸だなぁ、生きている勝新を観られないなんて。
2016/05/13
0607xxx
天才勝新が語る「俺 勝新太郎」幼少期から晩年まで自身を語り、マリファナ事件や知りたい事はあまり書かれていないが、面白い。数々の事件や逸話も含めて勝新太郎だと再確認。
2016/06/01
金目
「勝新太郎を書いて、まとまるなんておかしいよ」←これに尽きる。正直、酔っ払いのオッサンがなんか言ってる感じで、ひたすらとっちらかってるけど、これが勝新太郎なんだろう。「長唄仕込みの独特のリズム」が妙に癖になる。敵も味方もものすごい居たんだろうなぁ。映画界入るまでのエピソードで半分使ったのは意外。幼少期の思い出で毎回オチが若山富三郎なのはどうなんだよw
2017/06/27
iku
勝新推しの方よりお借りして読む。豪放磊落なイメージそのままの人でした。時にそんなん、無茶苦茶やんと思っていると、意外にも核心をつかれていたり、そんな身勝手なと思えば、実は勝自身の悲劇だったり。お茶目で寂しがりなこの人は、さぞ愛されてたんだろうなと思われる。こんなに厄介なのに・・・。それにしても、こんな人と暮らして、玉緒すごいです。
2015/08/22
go
まず表紙の写真が最高。そしてタイトルも。勝新が自分の人生を振り返って語っているんだから面白くないはずがない。本当に日本の芸能界の至宝だったなー。
2020/04/25
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