ひかりの世界
ひかりの世界 / 感想・レビュー
やすらぎ
大切な人に想いを届けたい。愛する人に声が届きますように。…私は生きているみたい。あなたは見えないけれど。僕はここにいるよ。だから悲しまないで。いっぱい苦しんだり辛かったり。こっちではゆっくりしているよ。癒されて消えてゆくまで。辛いときには瞳が教えてくれる。優しさと温もりの光に包まれていたいと。静かで安らげる白花を咲かせる木の下に僕はいるから。ここにはたくさんの花が咲き、たくさんの命の喜びの声が聴こえてくるから。はじめから出会える運命だったんだ。だから約束しよう。助け合って進もう。ひかりの世界を感じながら。
2022/03/19
モリー
私は、死後の世界を語ることに意味があるだろうかと思う一方、死後の世界を想定することで生きる意味を見い出せるならば、大いに意義のあることだとも思えるのです。生きとし生けるもの、いえ、道端に転がる石ころですら仲間であり、互いに関係し合って存在する意味(理由)があるのかもしれません。全ての存在は光の世界から生まれ、光の世界に還る。これは、物理法則のような真理か、あるいはただの妄想か。“今時点”の私はこう思います。そう信じて生きることが、生きる希望や世界を愛することに繋がるならは、意味がないなんてことはない、と。
2021/07/18
雨巫女。
《図書館‐通常》死後の天国の話。亡くなった人が、あんなに穏やかに幸せならいいなあ。
2012/09/04
みぇい
まるで今年の秋に空へ還った息子が話しかけてくれている感じがして最後はウルウルした。
2015/12/15
fumi**
今までずっと、大切な子どもを亡くした人にはこの本を薦めたり贈ったりしてきました。それは私自身がこの本で救われたから。「たいせつなのは ながさではなく、 どんなふうに いきて、 なにを かんじたか なんだよ!」「ママ、 ぼくを うんでくれて、 ほんとうに ありがとう!」あの頃、何度この言葉をかみしめただろう。今では開くことの少なくなった本だけど…それでも、誰かの何気ない言葉や出来事に心がざわついたら、もう一度開いてかみしめる。そうすると少しだけ優しい気持ちを取り戻せる。
2012/04/29
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