良寛椿
良寛椿 / 感想・レビュー
キジネコ
50を過ぎて 囚われる懊悩が、過去の後悔と未来の不安の間をウロウロしてる。「としとったなあ~」という嘆息に苦笑いの経験は、裏側で若かりし頃の記憶が足を引き 耳元で不気味に響く死神殿の嗤い声に怯えを感じる自身に驚きもする。5年前、彼の殿に条件付きで肩を叩かれて背負い込んだ厄介を思い、よく老いを重ね よく死ぬ事を意識する様になった。本書にて禅の巨人、良寛和尚の至言に膝をうつ!「後悔と不安の間に肝心な今がない!只今 この場所の充実こそ全て!」 そう いつやるの?いまでしょ!って・・・もう古い?鶴太郎さんに感謝。
2014/02/09
ぱんにゃー
仕事に挫折し結婚にも失敗した女好きの浪費家。もとは、そんな良寛さんに、鶴ちゃんも私も惹かれるのでしょうね。人生って面白い。ありがとうございます。
2013/07/26
拓陽(いっぽまえへ)
片岡鶴太郎さんが良寛から学んだ言葉が、こちらまでじんわり伝わってくる内容だった。私も還暦を過ぎて、このような静かに読書できる本がとてもおちつくようになってきた。この歳になってこの本が読めてよかった。
2024/01/21
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