みなとまちから
みなとまちから / 感想・レビュー
シナモン
図書館本。長旅を終えたどり着いたみなとまち。ただただ静かで穏やか。雨宿りで入ったお店で紅茶を飲みながらうとうと…。そんなみなとまちで遠く離れた友を思う。旅先でゆっくりと手紙を書きたくなりますね。
2020/04/25
とよぽん
nakabanさん作、植田真さん絵、装幀は名久井直子さん。淡い色の絵。長い旅の末、みなとまちに着いた。いろいろな音や景色を忘れないように、ぼくはノートに書きとめる。雨宿りをしたお店で見た不思議な夢・・・。山の切手を貼った手紙をどこへ送ったのだろう。とても静かな絵本。奥付を見ると、もう1冊、対になっているような『とおいまちのこと』という絵本があるので、あわせて読んでほしいと書いてあった。書架を探したら、見つけた。ラッキー!
2021/03/08
けんとまん1007
長い船旅を終えて、港に着く。そんな入口のある港町。港町には、独特の風情もある。そんな港町で、ゆっくりと時を過ごす物語。穏やかな時間の流れが心地よい。
2020/07/19
annzuhime
島外の図書館から取り寄せ。長い旅。降り立った港町。そこで見る風景。ゆるやかな時間の流れと静かに鳴る音。特別何が起こるわけでもない絵本。でもどこか懐かしく感じる内容でした。対になる「とおいまちのこと」も今度借りて読んでみよう。
2023/11/30
anne@灯れ松明の火
「とおいまちのこと」を借りて登録したら、”「みなとまちから」と対になる絵本”と紹介されていて、慌てて、こちらを予約。2冊そろえてから、読んだ。読メ万歳! こちらは、nakabanさんが文で、絵が植田真さん。途中、nakabanさんの絵も出てくる。面白い趣向だ。「とおいまちから」の”ぼく”は人だったのに、こちらはきつねだったので、ビックリ。これもまた楽しい趣向か。旅先で、友達に手紙を書く。私も昔はよくやった。一文字一文字丁寧に書く手紙は友達の心に沁みこむはず。作者のおふたりも、こんな友達同士なのかなあ。
2019/07/10
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