日本掌編小説秀作選 (1) 雪・月編 (カッパ・ノベルス)
日本掌編小説秀作選 (1) 雪・月編 (カッパ・ノベルス) / 感想・レビュー
モリータ
◆『神聖喜劇』完成後の1981年刊。「編者はしがき」より;「本文六千字(四百字詰め原稿用紙十五枚)以内・各作者一篇ずつの選集」「主に既往数十年の読書遍歴において編者の心に深く残っていた作品の数々」「作中現実上の季節によって諸作品を四つの篇に分類し、各篇における各作品の排列にもそれなりの意を用いた」。「「雪の篇」の諸作品は冬を、「月の篇のそれらは晩夏ならびに秋を、「花の篇」のそれらは春ならびに孟夏を、それぞれ作中現実の現在時間とし、「暦の篇」の諸作品は言わば「無季」を作中現実の現在時間とする」。(続)
2022/09/07
tkm66
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