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ら抜き言葉殺人事件 (カッパ・ノベルス)

ら抜き言葉殺人事件 (カッパ・ノベルス)

ら抜き言葉殺人事件 (カッパ・ノベルス)

作家
島田荘司
出版社
光文社
発売日
1991-02-01
ISBN
9784334029104
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ら抜き言葉殺人事件 (カッパ・ノベルス) / 感想・レビュー

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CCC

バカミスを期待した私は馬鹿だったのだろうか。しかし真面目に読むにしても、あまり濃い話はないというか、書きたかった社会批判、もとい、日本人論を詰め込んだだけに思える。その中には深く突っ込めば面白そうな題材もあったけれど、あいにくこの本のページは薄く、さっさと話題が変わってしまう。

2018/02/17

hirayama46

文芸誌に一挙掲載された短めの長編だからということもないのですが、シリーズの他作品に比べて完成度としては劣るかな……という印象。日本人の国民性について語りたいのはわかるのですが、諸外国との比較もなく、根拠なく言いたいことを言っているように感じられてしまうのがマイナス部分でしょうか。登場人物による感情に任せた主張を作者が制御しきれていない感覚もありました。

2023/03/13

にやり2世

あーこわいこわい。女は執拗にこわい生き物と思わされる島田作品がチラホラある。背景に実は理由があることは救い。でも幸せな人生を送ってくれよ。

2014/10/20

にやり2世

みんな言いたい放題だな。

2014/04/21

pippi

ずっと気になっていた島田荘司。私が通う町の図書館では5冊まで貸出可。あと1冊に何か、と開架の間をふらつき目に止まったタイトルが、これ「ら抜き言葉殺人事件」。島田荘司だし、カッパノベルにしては薄い!という理由で読みだした。吉敷シリーズだと知る。本格派の祖と称される作家の手になる作品を読んだとは思えなかった。どちらかといえば社会派寄り、著者にしてはイレギュラーの作品かと推量。登場人物の印幡沼耕作と笹森恭子の「ら抜き言葉」の言い争い(論争とは表現出来ず)は著者の意図かわからないが“品がない”。

2012/07/29

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