死体を買う男 (カッパ・ノベルス)
死体を買う男 (カッパ・ノベルス) / 感想・レビュー
ゆき
★★★☆☆:江戸川乱歩と萩原朔太郎が探偵として活躍する作中作と現代での大御所作家と新人作家のやりとり。トリック自体は古典的で驚きはなかったが、二転三転する展開や凝った構成は歌野さんらしくてよくできてるなぁと思った。
2013/08/12
ばとらー
乱歩の作品を或る程度知っているので、作中作である「白骨鬼」のあまりの乱歩らしさにとても感心した。過分気味な脚色でテンポよく転がるストーリー。ちょくちょく垣間見られる雑さ等、とても”らしく”作ってあり、作者さんは並々ならぬ乱歩ファンなのでは、と思ったり。その白骨鬼を巡る因果にも唸らせるものがあった。著者の作品はこれが初読ですが、他作への興味が俄然湧いてくるような快作でした。
2018/06/21
鉄髭
タイトルのネーミングセンスが秀逸。
2008/07/17
鈴と空
それ一つではどうってことない秘密やら謎がいくつも絡んできて、「おぉっ!」なんて。終わり方としては好きなんだけど、後味はよろしくないな…。
2008/11/19
てっちゃん
1992年3月10日に読了
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