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砂の器 (カッパ・ノベルス 11-9)

砂の器 (カッパ・ノベルス 11-9)

砂の器 (カッパ・ノベルス 11-9)

作家
松本清張
出版社
光文社
発売日
1961-07-01
ISBN
9784334030094
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砂の器 (カッパ・ノベルス 11-9) / 感想・レビュー

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セウテス

映画化された作品の一つです。犯罪の影に居たたまれない思いや社会悪があり、犯罪その物よりその怒りと悲しみを現した作品です。正し、ハンセン病に関する差別への問題提起は、映画の影響が強いと思う。今西刑事が少ない情報から、只ひたすら足を使い偶然にも助けられて、犯罪に成功し増長していく犯人との対決にいきを飲む。こう言った犯人の過去の悲劇を見せて考えを促す事が目的の人間性重視の作品の場合、映像化する事が難しくなく、伝えたいポイントも分かりやすく、感動も起こりやすいため、本を読んでから映像作品をみる事が大切に感じます。

2014/07/26

koromo

とりあえず荒削りの感想 ・これ読んで刑事目指す人いっぱいおるやろうな ・都合が良いとかそういうことを軽く凌駕していく面白さ ・今西の行動がことごとくなしのつぶてで空振りなのに、消去法でちょっとずつ真実に近付いていく面白さ 面白かったです!!!!! ミステリーすき!!!!

2019/12/24

fseigojp

映画原作 巡礼父子の姿は、いまも瞼に焼きつく

2015/08/25

矢代

面白かった。久し振りに読み返すと細部を忘れていて、意外と新鮮に読めました。この作品は犯人を挙げるための過程を読む作品なのかなと思いました。検挙された犯人の自白も無いし、結論は行程を会議室で説明した感じだったので、最後はそんなに簡単に!と思った程に。しかし時代だ。という内容でした。この時代が意外と好きです。

2015/02/10

pokuta

再読。昭和35年頃の新聞連載らしいが、新聞でもこの設定と犯行の動機が普通に連載されてしまうという怖さ。疾患に対する無知・差別。という訳でそれほどの感動はなし。現在ではありえない設定。ただし日本全国、今西刑事が飛び回るので読んでいる時は退屈しない。かの有名な亀嵩という場所を知ったのもこの本。推理小説ではなく犯人に至る過程を描いた話として読んだ方がいいと思える話。

2017/05/28

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