古伝空手の発想 身体で感じ、「身体脳」で生きる (光文社新書)
古伝空手の発想 身体で感じ、「身体脳」で生きる (光文社新書) / 感想・レビュー
Asakura Arata
筆者は、よく弟子になれたなあ。臨床の姿勢に参考になるところがあった。
2022/08/21
Masayuki Miyake
600年におよぶ伝統を重ねる武術の教えである沖縄古伝空手に、身体で感じ、「身体脳」で生きる「人間本来の生き方」を学びました。 「戦わずして勝つ!」は、わたしが生業としている弁理士の世界にも通ずるものであるとの気づきを得ました。 特許等の「知的財産権」を相手を倒すための武器と考えて、権利を振りかざして不毛な戦いをしているケースをよく見ます。しかし、知的財産権は相手を倒すことが目的ではありません。崇高な理想を目指し、絶対の智慧で己を磨く、読んだだけで、争う気を失わせるような明細書を書きたいと思うに至りました。
2013/08/16
半木 糺
甲野善紀氏を始めとする古武術家によって日本古来の身体操法が多方面から見直されつつある。本書もそういった流れの中に位置づけられる。宇城氏は空手の型を通じて、西洋のスポーツ文化とは違った身体の見方、動かし方を実践してみせる。私も空手を学ぶ人間の一人として、「型」の有用性をもっと意識しつつ稽古を続けていきたい。
2009/05/08
さけフレーク
読んでみたが、自分のような未熟者には、到底理解すらできなかった
2014/12/15
gotomegu
以前宇城氏の「空手と気」を読んだのだけれど、高度すぎて理解できなかった。たまたま古本でこちらを見かけて、読んでみた。さすがに書いたのがスポーツライターだけあって、わかりやすかった。「統一体」「呼吸」がうまくできると筋力以上のチカラを出せる。型は長い間の経験が積み重なった身体をうまく使う方法。実際に一度、体験してみたいと思った。「頭脳の命令で動いたら、遅い。身体の命令は、速い」という言葉は同意。頭で考えて動くんじゃ遅いんだよね。カヤックの反応と一緒。すごくわかる。
2014/09/12
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