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大麻ヒステリー (光文社新書 409)

大麻ヒステリー (光文社新書 409)

大麻ヒステリー (光文社新書 409)

作家
武田邦彦
出版社
光文社
発売日
2009-06-17
ISBN
9784334035112
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大麻ヒステリー (光文社新書 409) / 感想・レビュー

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ジョニーウォーカー

読友推薦本。情報の刷り込みとは怖いもので、自分もこれまで「大麻=覚せい剤と同じくらい罪なもの」という認識があった。ところが大麻には、精神作用のあるものと、ほとんどない繊維用のもの(日本に生えているのがコレ)とがあるのだとか。本書はそれをふまえたうえで、酒やタバコなどと比較した大麻の健康・身体への影響をさまざまな角度から検証。日本の大麻取締法の理不尽さを鋭く指摘している。『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』で現代のエコブームの闇を暴いた著者だけに、新書といえども読み応えのある一冊だった。

2009/11/19

かしまさ

なかなか濃い本だった。使うと逮捕される「大麻」と神社にある「神宮大麻」ってどう違うの? てか同じものなの? って大学の頃に思ったことがあって、いちばんスッキリと解説されていました。最後には法律でダメってなってるからダメなんじゃなくて、大人なら自分で良否を判断せよと言う結論が出ます。確かにそうかも知れない。

2021/04/23

ラウリスタ~

典型的な、逆張り、GHQが〜、日本の良さを〜本。本人が大麻に関する科学的議論の欠落を嘆き、日本人の幼児化を批判する割には、「緯度が高くなるにつれGDPは増す、中緯度にも関わらず高所得な日本は、特別に真面目な国だ」なんていう今では小学生でも騙せないような詭弁を堂々と弄する。大麻というよりも、大麻規制(アメリカの押し付けが〜)の理不尽さによって罪なき市民をアウトローに引き摺り込む今の法を批判する箇所はある程度説得的だが、著者が挟み続ける「余談」とか「歴史( )」とかがあまりに稚拙で、読むに耐えない。

2018/05/20

kubottar

麻薬を取り締まるから麻薬犯罪が増えるから自由にしようって考え方はドキリとするがやってみたい気もする。だって、大麻よりも体に悪いタバコや酒は野放しなんだからね・・。

2014/11/07

dowalf

私も大麻について、ほとんど何も知らないまま、麻薬の一部だと思っていた一人です。社会に影響を与える事柄に対して、科学者は公平な立場から科学的に意味のあるデータを社会に向けて出すべきだし、政府は法令の制定や施行にあたって、科学的な根拠をもとにした十分な議論をすべきだし、国民は今世の中にある法律や規制をただ守るだけでなく、それはなぜ守る必要があるのか、一度くらい考えるべきだと思いました。昔からそうだから、みんながそう言ってるから、ではなく、自分の頭で考える大切さが書かれた一冊。

2020/05/06

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