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大河ドラマ入門 (光文社新書 442)

大河ドラマ入門 (光文社新書 442)

大河ドラマ入門 (光文社新書 442)

作家
小谷野敦
出版社
光文社
発売日
2010-01-16
ISBN
9784334035464
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大河ドラマ入門 (光文社新書 442) / 感想・レビュー

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さらば火野正平・寺

再読。まえがきにあるように大河ドラマよもやま話。日本史好きで芸能好きには実に楽しい本である。著者の好みと自分の好みが合ったり違ったりすると心が対話しているようで、読んでいて淋しくない。『天地人』までの大河が語られているが、以後の大河も論じて増補版を出してほしいくらいだ。史実についての章を読んでいてふと疑問だが、信長の小早川隆景宛書簡に、隆景の父・毛利元就を諱で呼び捨てにしたものがあるのだが(元就生前のもの)、これは失礼にならなかったのだろうか?。小谷野さんの『名前とは何か』を読みたい。

2014/07/29

ケロコ

読友さんのレビューより、図書館で予約。作者が大河を楽しんでいる、全く解説してない入門という本!なるほどー、と頭を悩ませる事なく、こちらも楽しんで読めました。

2015/01/25

二分五厘

『花の生涯』から『江』までの大河ドラマを、自称マニアの筆者があらゆる視点で検証する。とはいうものの、かなり好き嫌いのはっきりしている方で、絶賛(風と雲と虹と・花の乱・葵・毛利元就)と酷評(信長・炎立つ・武蔵・利家とまつ)の差が激しい。役者に対しても義経のタッキーを「下手すぎて興ざめ」とこき下うろしてる(笑)。しかし戦国・幕末等、時代別に配役リストを作ったり、脚本家・原作者・作曲家別に纏めたり労作です。一番の労作は自作のイラストですかね。三谷幸喜の脚本も酷評組ですが果して、今年の『真田丸』は如何でしょう。

2016/01/09

たくのみ

あえて入門しなくても、ご存じの「大河ドラマ」紹介がつづく。しいていえば、終章の「春の波濤」事件をめぐる「盗用疑惑」が読みどころ。まさに権威あるNHKならではのトラブル。アニメなんかだと「オマージュ」「リスペクト」ですむ話なのにね。著作権のためか「筆者の手による似顔絵」が多用されている、ここはイラストレーターさんにお願いしたほうが良かったみたい。

2013/05/25

kokada_jnet

大河ドラマを2,3作しか見ていない自分でも、非常に楽しめた。大河マニアの著者による、極私的評価&トリビア本。「歴史的事実と大河との関係」「原作についてのトラブル史」などはためになる。次は、NHK人形劇についての本の執筆を希望。

2010/04/01

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