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日本経済復活 一番かんたんな方法 (光文社新書 443)

日本経済復活 一番かんたんな方法 (光文社新書 443)

日本経済復活 一番かんたんな方法 (光文社新書 443)

作家
勝間和代
宮崎哲弥
飯田泰之
出版社
光文社
発売日
2010-02-17
ISBN
9784334035471
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日本経済復活 一番かんたんな方法 (光文社新書 443) / 感想・レビュー

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佐島楓

デフレの問題点を説明した本。民主党政権のときに経済政策をもっと具体化でき、実行に移せていたら評価は異なっていただろう。今さら詮無きことではある。

2013/07/28

さきん

消費税は必要かもしれないが大事なのは景気が過熱しているときに上げるというタイミングである。また、中産階級はもっと保護されなければならない。企業もしっかり法人税を採らなければならない。どことは言わないが。

2015/07/06

ango28

勝間さんが言う所のボーリングの一番ピンであるデフレ問題をどのように倒すか。つまりデフレ克服が如何に重要であるかを説明し、その方法論について提議し合う鼎談形式の書。ほぼ三者の間で意見が一致しているので予定調和調で、それぞれの齟齬についての議論は期待できないが、デフレ論としては一読の価値あり。中でも飯田氏の簡明な説明が光る。宮崎さんのカタカナどうにかならんかな?出てくる度にルー大柴を条件反射的に思い起こす性質なもので。

2010/06/11

脳疣沼

現実が意外と経済の理論通りなのが分かる。アベノミクスによって本書の主張が大部実行されたが、コアコアCPIはプラス圏に推移するようになり、名目GDPも急上昇し、雇用も改善し、企業業績も良くなった。理論通り。しかし、思ったほどのバラ色の社会にはなっていないのは、読む側が勝手にバラ色を想像してしまったためなのか、よく言われるように(本書では飯田ではなく宮崎、勝間の主張)、金融緩和だけで財政政策が不十分なためなのかなんなのか。 結局、巷で言われてるほど経済学はダメな学問じゃないってことは分かった。

2018/03/11

おおかみ

荻上チキは編集後記にて「警醒の書にして救国の書」と賞賛しているが、僕もそう感じる。とりわけ、構造改革派とリフレ派/勝間和代と香山リカについて、二極対立としてばかり取り上げられるのが問題だとする指摘には蒙を啓かれた。三者の冷静な態度が窺えるし、非常に重要な視座だと思う。読む前に抱いていたイメージは完全に覆された。

2010/05/24

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