検証 東日本大震災の流言・デマ (光文社新書)
検証 東日本大震災の流言・デマ (光文社新書) / 感想・レビュー
澤水月
5年目に。デマ否定には本当に苦労し著者の検証ブログも参照。2ヶ月で発行、芯の強度変わらない。あの翌日、医師の親戚二人からもコスモ石油デマ拡散メール来て何のため医科学んだかと絶望感覚えたが医師会からFAXて要素もあったと知り少し納得。未掲載だが合併前の地名での救助要請RTも悪質で「そんな地はない」と少なくともリア知人には伝え。“情弱”笑わず角立たないよう拡散止める姿勢は大切。某女性議員ここぞとばかり悪意デマ晒しに遭うのは何とも。外国人と結婚している著名人がガイジン強姦説訴えてたの驚く、今も残っている!
2016/03/11
しょうじ@創作「熾火」執筆中。
【1回目】2011年5月に、早くも発刊されている本。あの当時を振り返ると、SkypeをしながらTwitterに張り付いていた。今思うとずいぶん振り回されていたと思う(拡散はしてません、念のため)。情報の欠如と過剰が生まれる非常時に、どう正しい判断をしていくのか、とても難しい課題だと思った。6年が経ったからといって、「済んだこと」「克服できたこと」とはせずに、振り返ってみるといいと思う。
2017/05/21
ふろんた2.0
東日本大震災で起きた流言・デマの検証。ソースのあやふやな情報に踊らされないことも大事だが、意図せず拡散してしまうことに対する注意も必要。SNSやツイッターで「~らしい」とか「~って、本当?」といった書き込みが、いつの間にか「~らしい」が取れて拡散、さらには誇張されていく。感情的に判断しないこと、情報を無闇に垂れ流さないことが重要。それにしても、2011年5月にここまでまとめて出版したことには驚き。
2014/10/20
くぅ
有事の時こそ冷静で在れ。興奮せず淡々と。「拡散依頼」や「皆に教えて」って言うのを右から左に流さずソースの確認しようってのはいいが、誤ソースだったり操作されてる可能性もあると言われるとコンスタントに止めるってのがいい気がする。。ソースの質の判断は素人には難しい。それと、有事のときに悪事をはたらく奴は問題外だけど、震災関連の本を読む度に出てくる「善意の人」ってのがやっぱり厄介。「善意」に基づく言動が必ずしも「善行」にならないってのがイタイ。ボランティア一つとっても「善意」ではなく効果や結果で評価されるべき。
2014/08/14
こんじろん
いざという時、デマを信じないようにするにはワクチンの接種が有効だそうです。ワクチンとは過去の事例をたくさん知っておくこと。冷静に見ればおかしいとわかるようなデマでも、厳しい状況に置かれたとき信じてしまうかも。もしくは厳しい状況に置かれている人のことを思うあまり、デマの拡散に加担してしまうことも十分に考えられます。デマの基本的なパターンというのは古今東西あまり変わらないそうです。この本のたくさんの事例を肝に銘じたいと思います。
2013/07/05
感想・レビューをもっと見る