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私の教え子ベストナイン (光文社新書)

私の教え子ベストナイン (光文社新書)

私の教え子ベストナイン (光文社新書)

作家
野村克也
出版社
光文社
発売日
2013-09-18
ISBN
9784334037659
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私の教え子ベストナイン (光文社新書) / 感想・レビュー

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再び読書

既視感満載ではあるが、充分楽しめます。あえて言うなら、自分の部分が長すぎます。まあそれでこそノムさんでしょうが、大体今迄の著書を読んだら想像通りです。一点だけ広瀬氏だけが予想外でした。それと意外とビッグネームの三塁手が、いませんでしたね。赤星のところは少しホロっときました。素人には分かり得ない命懸けのプレイだった事に感動しました。赤星氏の著書も読みたくなりました。やはり結果が出なかった阪神から選ばれなかったのはご愛嬌でしょうか?悪い意味では無く暇つぶしには最適の本です。

2016/02/09

p.ntsk

ノムさんが監督した南海、ヤクルト、阪神、楽天の選手の中からポジション別に候補者をノミネートしそこからベストナインを決定。エピソードを交えながら紹介しています。大体予想どおりのメンバーでしたが共通しているのはプレイヤーとしても一流だけど野球に対する取り組みが真面目な選手が多いという印象。現役引退後は指導者になっている方が多かったです。常々人を育てる人材を残すということが大事だと言っているノムさんならではだなと思いました。

2015/08/08

田中

野村監督が他著書にも書いている選手評をまとめたもの。が、やっぱり読んでしまいました。「遠山、葛西スペシャル」は野村ならではの戦術。この継投を初めてやったのは横浜戦。僕はそのゲームを横浜スタジアムで観戦していた。遠山を一塁にし葛西がリリーフと場内アナウンスが流れたときです。観客から「失笑」がわきました。「高校野球」のような投手リレーに嘲笑が渦巻く。愛するタイガースがもの笑いになり、僕は恥ずかしさと悔しさで身がすくみました。阪神弱小時代。「結果」はでなかったけど野村監督は阪神を変えてくれた。感謝しています。

2016/03/17

もりくに

野村監督が、指揮を執った南海、ヤクルト、阪神、楽天の「教え子」について書いた本。選手の長所の見つけ方が、常識にとらわれず、自分の目で確かめて、選手にきちんと伝え、選手が応え、成果を挙げている。「メガネ」を渋るフロントを説得して獲った古田は、球界を代表する捕手に。高校で4番を打った土橋に、「ドラマには、主役と脇役がいる。脇役がいてこそ、主役が光る」と教え、名二塁手に。捕手ながら「俊足」だった飯田は、名中堅手に。偶々見に行った息子の試合で、ホームランを打った稲葉は、名外野手に。「人間の評価は人材を残すこと」

2017/10/19

Kaz

結局、’90年代のヤクルトⅤ戦士が大半を占めた野村の教え子ベストナイン。オマリー、ハウエルの助っ人勢を外し、広沢、池山の国産チームにすればなお良し。岡林、高津も外したくないところ。ああ、あの頃が懐かしい。

2016/12/31

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