KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

メカニックデザイナーの仕事論 ヤッターマン、ガンダムを描いた職人 (光文社新書)

メカニックデザイナーの仕事論 ヤッターマン、ガンダムを描いた職人 (光文社新書)

メカニックデザイナーの仕事論 ヤッターマン、ガンダムを描いた職人 (光文社新書)

作家
大河原邦男
出版社
光文社
発売日
2015-08-18
ISBN
9784334038748
amazonで購入する

メカニックデザイナーの仕事論 ヤッターマン、ガンダムを描いた職人 (光文社新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Vakira

9月に上野の森美術館で大河原邦男展を見に行き、その帰りに買ってしまった。昔懐かしアニメ ガッチャマン、ヤッターマン、ガンダム、タイム・ボカン等のメカニックデザイナー大河原さんのメカニック・デザイナーとはという話。懐かしいタツノコプロ、サンライズのロボ&メカニックはこれもあれもと大河原さんの作品。オモチャのスポンサーから売れるデザインするためにデザインを変更するのはちょっと残念。大河原さんオリジナルのデザインがいいと思うんけどな~。ガンダムもザグの方がモビルスーツとしての機能美あふれると思う。まぁ~楽しんだ

2015/10/23

詩 音像(utaotozo)

初期のガンダムブームの時、著者のバックグラウンドは聞いてはいたが、改めて詳細を知ると、実に面白い。美大でテキスタイルデザインを学び、服飾の大手に就職したにもかかわらず、あっさり辞めて転職、さらに転職の末、「アニメにもマンガにもまるで興味がない」にもかかわらず、タツノコプロに就職。背景描き見習いから始めて、すぐに「唯一の上司」中村光毅に見出され「ガッチャマン」のサポート役としてメカデザインの道へ。不思議な紆余曲折の末に、ガンダムやザクが生まれたかと思うと感慨深い。著者の真面目な性格も窺えて好感が持てる。

2016/01/15

トラシショウ。

積読消化。40年のキャリアを誇る、日本で初めてメカニックデザイナーと言う職業を確立させた人物の半生と、自伝的な内容と仕事論的な語りから当時から現代までのアニメ業界におけるメカニックデザイナーの仕事の変遷が見えてくる造り。「衣食住以外で「もの造り」をするのは人間だけ」「物の構造を理解せよ」「主役にはこけおどしが必要」等の経験と蓄積に基づく言葉の数々は、なるほど納得の説得力。ただ正直「仕事「論」」としては類似する事柄が前後して頻繁に書かれたり、要諦に帰結するまでが長かったりと散漫な印象(以下コメ欄に余談)。

2015/10/02

たー

何かに役に立つという訳ではないけど、ガンダムで育った世代にとっては純粋に面白い。

2015/11/05

T2y@

実際に上野で開催していた「大河原邦男展」にも行きましたし、デザイナーを志したキッカケである大河原先生の著書。 天才ではなく職人を自認し、監督・玩具メーカー、何よりもファンが求めるクリエイティブを生み出し続けた仕事史。 ガンダムスタッフ同士の富野・安彦両氏との件が、やはり印象深い。 いい距離感と緊張感が歴史を作ったのだなと。綺麗事ばかりじゃないんだろうけど(笑) 先生と一緒に仕事をしてみたいなあ。

2015/10/24

感想・レビューをもっと見る