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知の越境法 「質問力」を磨く (光文社新書)

知の越境法 「質問力」を磨く (光文社新書)

知の越境法 「質問力」を磨く (光文社新書)

作家
池上彰
出版社
光文社
発売日
2018-06-13
ISBN
9784334043599
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知の越境法 「質問力」を磨く (光文社新書) / 感想・レビュー

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岡本

池上さんの過去を振り返えりつつ話が進む「越境」のススメ。人生百年時代に何が役に立つか分からない、とは50代にフリーになり大きく飛躍した著者を表す言葉。何歳になっても常に謙虚に知識を身に付け続ける必要性を再認識した一冊でした。

2018/06/23

hk

日本では1つのことに邁進することが美徳とされてきた。これはたいへんに素晴らしい遺風なのだが弊害も少なからずある。様々な分野の知見を糾合して新たな発見をなす土壌がいささか脆弱なのだ。本書では自分が最も得意としている分野からはみ出す行為を「越境」と定義した上で、越境の有用性をといている。…刑事への夜討ち朝駆けで度胸をつけ、通信部でカメラをもって駆けずり回り、NHK本社にもどれば宮内庁担当としてアドリブに磨きをかけ、小学生ニュースでは通俗化という叡智を得た… そんな土地勘の広い池上氏による「越境の薦め」である。

2018/07/20

緋莢

図書館本。<専門を持たないことは分野の垣根を超える強み>、専門家には敵わないが、そこそこまではいける。池上さんは正にそれだと思います。第1章の1:<「知の越境者」が求められている>、池上さんが多数の番組に出演したり 本を出しているのが、その証拠でしょう。池上さんの〝越境”歴史、〝越境”の醍醐味などが書かれています。NHKの「週刊こどもニュース」が今の著者の「分かりやすく説明する」の原点になっている、というのは以前読んだ著作で分かりましたが(続く

2019/04/04

sabosashi

アカデミズムのたこつぼ化なんてものは、昔、丸山真男なども執拗に触れていた。  今では、口では学際とかいうものの、変化があったとは思えない。  でもやはり、問題というものを広く捉えようとすると、幅広い受け止め方なしですませることができなくなっていると思う。  柔軟な思考をやしなうこと、そう口で言い表すことはたやすい。  では、いったいどうすればいいのか。  この著者のある意味での出発点は、あらゆる問題を、子どもにもわかるように解きほぐす、というところにありそうだ。

2020/02/07

magic makky

【感想】人生の中で壁にぶち当たる時がある。そんな時に無理して真っ直ぐに進まずに横に移動して(違う仕事に)壁のない道に移動する、それをこの本では越境と呼んでいます。悩み続けずに前向きに越境する考え方も必要だと説いています。そのほかにも知の越境です。こちらの方が自分にはささりました。アメリカの大学で重視されるリベラルアーツ、基本的分野の7科です。すぐに役立つことはないけれど、これがいずれ役に立つという考え方です。本の読み方もいとつの分野に固執せずに幅広くいろんなことに興味を持って読書をしていこうと改めて思った

2020/07/10

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