おとなの発達障害 診断・治療・支援の最前線 (光文社新書)
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おとなの発達障害 診断・治療・支援の最前線 (光文社新書) / 感想・レビュー
Asakura Arata
著者の先生は、自分と直接間接的にかかわりのあるひとがほとんど。最近でも大人の初診で発達障害の評価をすることがあるが、診断確定できる人は3割くらい。あとは、特性が多少ありという見立てに落ち着くことが多い。
2020/11/22
がりがり君
中々やばい本(いい意味で)に出会ってしまいました。本書のベースとなってるのは2019年に行われた講演とシンボジウムで、そのためか何処となく専門的な記述がされてます。たとえばADHDの病理モデルが実行機能仮説からDMN(デフォルトモードネットワーク)に異常があるのではないかと仮説が移ってきたこと、ASDとADHDと、今は併発群も独立したグループとして研究が行われていること、大人の発達障害の理解自体も一昔前とは大分異なっていること等々。
2020/11/14
木ハムしっぽ
専門家の方々が発達障害について其々自分の考えや活動の主旨を述べる本書。ズブの素人の私が理解したのは、幼少期から引続き成人期にもこの症状を克服出来ずにいる患者(先天性因子が比較的強い)は実は少数、思春期を過ぎると社会的な環境の変化で発症する例が多いと言うこと。社会環境の中で彼等に対する家族の役割は大きいという事も。発達障害で例示される症状は、社会上の付き合いの中でも時々見かける状況であり、障害者と言う意識はなかった。個性や性格と障害を見分けることは案外難しいのかも知れない。
2023/11/05
ひろか
タイトル通りでした。やることは薬物療法だけではないよと伝えるための図は、使わせてもらおうと思います。
2020/09/21
azu3
新書版だが、一般向けではないかな。内容は勉強になった。時々読み返して、さらに理解したい。
2020/10/13
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