JJとその時代 女のコは雑誌に何を夢見たのか (光文社新書)
JJとその時代 女のコは雑誌に何を夢見たのか (光文社新書) / 感想・レビュー
おかむら
女性ファッション誌で読みとく女のコの昭和平成令和。この手の分析は酒井順子さんの得意とするところですが、酒井さんに比べて文章が固い(難しい)のでちと読みづらい。あとananとノンノを一緒くたにしてアンノン派とかアンノンOLとか書いてるけど、それは違う気がするぞ。
2022/08/19
Y
雑誌を熟読していた頃、おしゃれでもかわいくもなかった。けれど一丁前に雑誌が提示する輝かしい世界を見ていたかった。多様性が叫ばれる時代にあってJJ的価値観は時代に逆行しているといえる。けれどJJ的価値観が一方的に女の子たちに押し付けられたものではないはずだ。雑誌が指し示す世界に憧れときめいたという前提があったからその世界に飛び込もうとしたのだ。そして今は正しい建前と愛されたいという心に潜む本音の間でアンビバレンスを抱える複雑な時代なのだ。若者全体が何か一つのものに夢中になるという時代は来ないのだとも思った。
2022/01/29
うずら
懐かしさ6割、腹立たしさ3割.その他いろいろな思い1割。JJを愛読していた昔の若くて愚かな自分にこの本を届けてあげたい。赤文字系雑誌、青文字系雑誌、ハイパーガミーなど興味深かった。
2022/03/02
FuSa
もろ世代が近いので読んでて楽しすぎましたね。大学生の頃はanan読んでたなー。赤文字系青文字系にはお世話にならなかったな。non-noにもいかなかった。でもどれもだいたい、一冊は買って読んでみたことはある、みたいな。当時はあんまり深く考えてなかったけど、今思えばたくさん矛盾を孕んでたな。その不安定さも年頃の女のコそのものだ。今の子たちは家にいながらネットで世界中のお洋服から選べるので、価値観は全く違うんだろうなー。
2021/12/30
江藤 はるは
赤文字にしたい箇所が多くありました。
2021/12/17
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