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娘に語る祖国 (カッパ・ホームス)

娘に語る祖国 (カッパ・ホームス)

娘に語る祖国 (カッパ・ホームス)

作家
つかこうへい
出版社
光文社
発売日
1990-10-30
ISBN
9784334051785
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娘に語る祖国 (カッパ・ホームス) / 感想・レビュー

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娘への溺愛っぷりににやにやし、率直な物言いにスカっとし、時折りクスリと笑わされて、じぃんとくるものがある。在日韓国人として、日本で受ける差別、韓国で受ける差別。「オレら在日韓国人ってのは、どこに行っても中途半端だなあ」奥さんを韓国籍にするか、娘はどうするか、どうして帰化しないのか、どうしてつかこうへいという名前を付けたか。いろんな葛藤がありながら自分を持って生きてきた人なんだなぁ。

2015/07/13

新しいフォルダー

追悼で昔のドキュメンタリーを再放送していた。それを見たら、読みたくなって積んどいた本。 在日コリアンが、日本人が、韓国人が、それぞれのフィルターがあって…でも、そんなのくそくらえだ!という本音とそれでも…の本音の部分がストレートに書いてあって、つかさんらしいなと思った。娘さんは立派に育ちましたね。

2012/05/18

ケンサク

昔なら「語られる娘」の感覚だったのに、今は「語りかける父親」に感情移入してしまうんだよなあ。つかさんがよく使う「あえて話を過剰にすることで、鋭さを和らげて、かつ論点を明確にし、核心を突く」という手法が好き。だけど、いざ自分で書こうとするとまったくマネできません……。そういうところが演出家や劇作家たる所以なんだろうなあ。

2011/10/27

さとう

追悼もかねて。舞台のDVDも見てみよう。

2010/08/27

はすみ

次女(中1)に感想文用で薦めたが、代筆する可能性を考慮し、二十年振りに目を通した。 いつでも書くよと行って返したが、自分で書くそうです。

2022/07/31

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