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セクシィ・ギャルの大研究: 女の読み方・読まれ方・読ませ方 (カッパ・サイエンス)

セクシィ・ギャルの大研究: 女の読み方・読まれ方・読ませ方 (カッパ・サイエンス)

セクシィ・ギャルの大研究: 女の読み方・読まれ方・読ませ方 (カッパ・サイエンス)

作家
上野千鶴子
出版社
光文社
発売日
1982-10-01
ISBN
9784334060077
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セクシィ・ギャルの大研究: 女の読み方・読まれ方・読ませ方 (カッパ・サイエンス) / 感想・レビュー

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nobody

読んでこれほど腹の立った本はない。洗脳の仕組みを解明しようと読んでいるのに動物行動学の挿絵を多用し学術的雰囲気を醸成して洗脳にかかるのである。こじつけ・妄想・決めつけ、我田引水という言葉は本書の為にある。と私が喚いたところで大学教授の権威の方に誰しも従うだろう。社会を変えよう、自立しようというなら〈である〉社会から〈する〉社会にせねばならぬはずだ、なのに大学教授〈である〉権威を盾に妄説を振るい〈である〉地位の保持を図り、〈である〉地盤に寄りかかって有害無益たること類を見ないフェミニズムを流布しているのだ。

2019/03/14

九曜紋

再読本。1982年初版。現在は東京大学名誉教授となった上野千鶴子の処女出版作品。いまや女性学の泰斗となった著者が、40年前に考えていたことがわかる。世に出る広告のメッセージを記号論として読み解き、消費される性、搾取される性としての女性の立ち位置を明らかにする。それは著者の男性、そして男性が支配する社会へのプロテストであると同時に、女性には「もっと強かになれ」、男性には「あまり幻滅させるなよ」というメッセージでもある。40年前に較べると、確かに女性は強く、男性は弱くなったよなぁ、としみじみ実感する。

2021/06/10

らむだ

上野千鶴子氏の処女作。文化現象を扱う社会学の性質上、事例や話題などが古いという感は否めない。しかし、言っていることの本質的な部分は、現代にもそのまま当てはまることも多いように思う。今尚、魅力を失わない一冊である。

2014/03/14

pom

キリンの「ファイア」のCM(馬に乗った女が前かがみになって胸を強調する)を見ると妙に不快な気分になってた訳がちょっと分かった!!男性へのアプローチを込めまくってたんだね。いやはや30年の歳月を経ても変わらない手法!女が男より断られたことに手ひどく傷つく、性の自由化によりいい目に会うやつ会わないやつがますますはっきり。イヤーその通りだけどなかなか挑発的な30代の上野先生バッシングも凄かったのでは

2014/12/08

nowhereman134

学生時代に立ち読みした記憶がある。ブックオフで見つけて思わず購入。◆面白かったが、既読感が強かった。◆小首をかしげる女の子のポーズを見ると「あっ、服従のポーズだ。」と思っていたが、この本が出典だというのを思い出した。◆かなりの部分を立ち読みしていたことになる。◆興味深く立ち読みしたのに購入はしなかった。◆その辺りの自分の深層心理を知りたい。

2012/10/02

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