パンドラ’Sボックス (カッパ・ノベルス)
パンドラ’Sボックス (カッパ・ノベルス) / 感想・レビュー
kishikan
北森のデビュー作「「仮面の遺書」他、6編の短編(いずれも単行本化されていない作品)に、それぞれの作品を書いていた頃の逸話をエッセイに付け加えた、短編&エッセイ集。中でも「踊る警官」は、事件の捜査にあたる刑事の日記風の視点で綴られ、最後にどんでん返しもあるという興味深い作品に仕上がっている。エッセイも、北森が編集者から小説家になるまでの話などが書かれており、作家北森を知ることができる。
2009/07/04
まり
図書館本。絶版になっているため図書館で借りた。短編の間にエッセイが挟み込まれていて楽しかった。短編の作品の話や自分が作家になった時の話があって…。しかも全面的にエッセイだと私は飽きてしまうんだけど…間に数ページなので逆に楽しみに読めた。貴重な作品だった。
2018/10/25
朱音
作者の初期短編集、とでもいうようなものかな?「実質的デビュー作」からジュブナイル(「小学三年生」に漫画の原作を書いていたそうだ)まで、今まで読んだものとは一味違った面が興味深い。この作者は骨董モノのが好きなんだけど、意外にも時代物(しかもパスティーシュ)に、いい味が出てるな、と思った。作者による解説がついているものちょっとうれしい。
2003/02/26
たんこ
読んだことある、ひょっとしたら持ってるのかも。
2009/04/23
座敷ワラジ
面白かった。というかほんとすごいなぁと。ギャップもだけど、頭のなかどうなってるんだろうっていう。
2015/02/10
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