吉敷竹史の肖像 (カッパ・ノベルス)
吉敷竹史の肖像 (カッパ・ノベルス) / 感想・レビュー
胡瑯
吉敷シリーズの総まとめ本。『光る鶴』は実際の事件を元にアリバイを探す話で興味深かった。他にも日本における裁判のありようの対談や作品舞台の写真、ブックカバーの一覧、最後の吉敷の警察官になるきっかけの話など、充実の内容。読んでいない既刊もこれを機に読んでいきたいと思った。
2014/07/05
りゅうR
吉敷竹史のファンブック。冤罪事件を取り扱った短編『折り鶴』。弁護士さんとの対談。冤罪や死刑、三浦事件や司法と警察などの関係やマスコミなど、多種な問題点などを歴史的に見ながらわかりやすく対談している。吉敷竹史の学生時代の事件など。すごくせつないし、悲しいし悔しかった。友達の死は辛い。吉敷刑事と通子に関連した本の一覧など。私的にすごくおいしかった。吉敷刑事のシリーズは、謎めいた奥さんの陰を追う思慕を感じさせる内容が好きで、昔に読んでいた。読んでない本がたくさんあるのを知った。少しずつ読んでいこう。
2013/06/09
Maki
御手洗さんに夢中になってきたけど、島田荘司さんのもう一人の重要キャラクター。ぽつぽつと読んだけれど、時代背景が古いせいか、どこか遠いところの物語という気がしていた。電車の時刻表を使ったトリックとか。でも吉敷さんの年表を見たりして、もう一度読み直してもいいかなあって思った。
2016/02/22
お笑いループシュート
吉敷竹史及び加納通子のこれまでの歩みが読める本。 壮絶な運命に翻弄されたのね、二人とも。
2019/12/10
アクセプター
何冊か読めていない本があることが判明、全集に収録されているあたりで探してみよう・・・
2013/10/25
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