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42.195 (カッパノベルス)

42.195 (カッパノベルス)

42.195 (カッパノベルス)

作家
倉阪鬼一郎
出版社
光文社
発売日
2004-07-21
ISBN
9784334075712
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42.195 (カッパノベルス) / 感想・レビュー

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セウテス

倉阪バカミスシリーズ第2弾。驚いた、前作の読みにくさは何処へ行ったのやら、あっという間に物語に入り込めた。タイトルから解る様に、マラソンを利用した誘拐事件である。息子を誘拐されたマラソンランナーに届いた要求は、2時間12分を切る事であった。とてもリアルなマラソンの状況に、思わず此方も参加している気になり、何としても2時間12分を切ってくれと応援する事になる。給水タイムと称するヒントからも、ある程度論理的に推理が出来て、どこがバカミスなのかと思う。ラストでバカミスの本領発揮という事らしいが、いいんじゃない。

2019/01/10

mika

誘拐事件+マラソンということで、期待度満タンで読みはじめていました。マラソンシーンでは本当にテレビで観戦しているような、そんな興奮に包まれつつ…。いったい犯人は?狙いは?などと結末が至るまで必死に私なりに考えていたのですが…。ま、さ、か…。最後の最後でこんなオチに出会すとは…思ってもみませんでした。てか、誰もわかるはずないやろっ!?

2019/04/30

coco夏ko10角

誘拐事件とかマラソンは楽しんで読んでた。帯や内容紹介からバカミスだとは思ってたけど、「おぉっ!」じゃなくて「あぁ…」ってなる方のバカミスだった。これはちょっと…。

2018/11/23

雪紫

黒幕や実行犯の1人以外を忘れてたので再読。クラニーは楽しんで書いてるなあ。とりあえず言えることはひとつ、黒幕を見破った人はクラニーに染まっています(・・・この場合わたしが染まってたことを喜んでいいのかはわかりません)。

2019/01/03

浅木原

二流ランナーの子供が誘拐され、犯人からの要求は「マラソンで2時間12分を切れ」――という奇妙な誘拐ミステリとして始まり、解決編に入っても普通の誘拐ミステリなので、バカミス要素はいずこ、と思っていたら……42キロ地点で全く唐突に明かされる驚天動地の真相に大草原不可避。ってかこんなオチ誰も予想できないんじゃなくそもそも予想しねーよ! いやはや、これを大真面目に書くあたりがさすがクラニーせんせい……。でももうちょっとマラソンミステリパートがミステリとして面白ければなあ、と思った。

2015/12/12

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