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セリヌンティウスの舟 (カッパノベルス)

セリヌンティウスの舟 (カッパノベルス)

セリヌンティウスの舟 (カッパノベルス)

作家
石持浅海
出版社
光文社
発売日
2005-10-20
ISBN
9784334076214
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セリヌンティウスの舟 (カッパノベルス) / 感想・レビュー

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Satomi

荒れ狂う海での遭難事故。手を繋ぎ輪になって救助を待った6人。異常事態で強い信頼の絆で結ばれた仲間たち。人はどこまで人を信じられるのか??メロスとセリヌンティウスになぞらえた信頼関係。自殺をめぐり、延々となぜ…??どうして…??信じていたのに…が繰り返される。回りくどい台詞の応酬…。このやり取りは好みが分かれる所ではあるが私は嫌いではない。けど…回りくどかった割に、自殺の理由が…??ぼんやり納得したような??…全く理解できないような…。面白かったような…そうでもないような…。

2016/02/28

そのぼん

海でダイビングをしていた時、遭難しかけた男女6人がメインの物語でした。そのうちの一人が亡くなったことから彼らの関係に変化が生じます。彼女は自殺なのか、それとも・・・。どういう結末が待ち受けているのか、全く読めませんでした。最後まで読んで、心が苦しくなりました。

2013/01/28

紅はこべ

基本設定に無理がありすぎの感が。机上の空論の典型って感じ。この人の作品は倫理的にどうかと思える場合がままある。

2010/03/28

月子

推理らしい推理ものというのか、ずっと議論が続く感じで、苦手な人は苦手だろうなぁ。 途中急ぎの図書館本を挟んでしまって読むのに時間がかかりましたが、内容を忘れるということもなく最後まで楽しめました。

2016/04/16

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

ある遭難事故をきっかけに強い絆で結ばれた6人。しかし仲間の一人の自殺によって再び大きな危機を迎えた。彼女は本当に自殺だったのか・・?「走れメロス」を題材にしたミステリー。悪くはないけど、中盤が少しダレてしまったのがもったいない。特に本当に自殺なのかどうか検証するところは堂々巡りといった感じ。できればもう少し短くまとめて欲しかったかな。この本を読むと至福の体験をすることが必ずしも幸せに繋がるとは限らないのだと思わずにはいられませんでした。★★★

2011/06/12

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