舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵 (カッパ・ノベルス)
舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵 (カッパ・ノベルス) / 感想・レビュー
ダイ@2019.11.2~一時休止
舞田ひとみその1。連作短編集。ゆる~いミステリー。最後のそのひとみに映るものがイイ。でもダンスはどこいった?。
2013/08/26
ちはや@灯れ松明の火
『舞田歳三34歳、刑事ときどき叔父さん』放火殺人、宙釣り死体、拉致監禁にトリカブト毒殺と、凶悪犯罪頻発中の浜倉市。市民の平和を預かる警察官たる者、職務を全うするべく私を捨てて公務に邁進し…なんて今時流行らない。仕事帰りにシングルファーザーの兄の家で小学生の姪っ子とゲーム対戦、非番の日には一緒に弁当持参でフリマ、お土産にケーキ購入。これって単なる叔父バカ?いえいえ、仲良し親族の平和な日常の中や、無邪気な少女の瞳に映る世界の中にこそ、人の中の闇から生まれた難事件を紐解く手がかりがチカチカ光っているのだから。
2011/09/08
チャコ
歌野晶午初読。折り返しに書いてある"ゆるミス""やわらか本格"という表現がしっくりくる作品ですが、しっかり本格ミステリの形がとられているので侮れません。タイトルから想像する内容と実際は違って、ひとみの何気ない一言が刑事の叔父にヒントを与えることになり、結果的に解決に導くという連作短編集。次回作ではひとみは14歳。どんな女の子に成長しているのか、そんなところも楽しみです。
2015/04/07
おれんじぺこ♪(16年生)
小5のひとみちゃんの何気ない一言で刑事の伯父がかかえる事件のヒントを得て解決するお話。「ダンスときどき探偵」ってほどダンスシーンが出てこないんですけど…(笑)。ひとみちゃんのお母さんにはビックリした。ひとみちゃんの口調にイラッとする部分多数だったけれど軽く読めます。子供は九時半に寝ないと…、そこは同意見!うちは8時半だったけど(笑)
2014/03/15
hirune
こんな不穏な事件が頻発するのに、11歳の女の子が探偵役⁇と思ったら、主役は彼女の叔父で刑事の舞田歳三(としみ)でした。兄と姪が2人で暮らす父子家庭に歳三がちょくちょく立ち寄って、ひとみちゃんにインスピレーションを与えられ事件の解決に繋がる感じ。事件の陰湿さエグさの割にひとみちゃんの明るさで必要以上に暗くならない絶妙なバランスでした😄しかし確かに次から次へと事件が起こっておじさんオーバーワークだなぁ☆
2022/04/09
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