KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ガーディアン (カッパ・ノベルス)

ガーディアン (カッパ・ノベルス)

ガーディアン (カッパ・ノベルス)

作家
石持浅海
出版社
光文社
発売日
2008-08-21
ISBN
9784334076764
amazonで購入する

ガーディアン (カッパ・ノベルス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Satomi

不思議な力に護られている…。痴漢を働いた男は5本の指全てが有り得ない方向に曲げられて悶え苦しんでいる…。非現実的な力を目の当たりにした大人はその力を恐れるのか、利用しようと企むのか…!?!?不思議な力「ガーディアン」はいつどの程度の力を発動させるのか…。大人たちの底知れぬ悪意、巧みに仕掛けられる罠。見えない力に警察は関与出来ないという確信。石持さんらしいミステリー中編2話。最初の「勅使河原冴の章」が良かっただけに次の「栗原円の章」の後味の悪さが…。普段は後味の悪さを楽しんでいるが、これは残念…。

2016/04/02

そのぼん

自分を危険から護ってくれる『ガーディアン』という力がある女性が主人公の物語でした。もうひとつのストーリーでは、少女が主人公となっていました。二つともそれぞれ雰囲気が違ったので面白かったです。自分的には『勅使河原冴の章』のほうがよかったと思いました。

2013/01/02

ミーコ

面白くスイスイ読めたのですが・・・。 冴の章はガーディアンが やりすぎかな?と思う所もあったけど、冴に頑張れ とエールを送りたくなったしロマンスも良かった。 円の章は 度を過ぎてオカルトみたいになってしまい 読後感も宜しくなく残念でした。

2014/10/28

nyanco

ガーディアンの力を目にしたら、普通の付き合い方は出来なくなりますよね。だから、もっと必死にこの存在を隠すと思うんです。でも、それは私じゃなくてガーディアンがしているんだから…と何か自分のせいではないことを盾にしている感じが気になりました。自分自身の力でなくても、他人からみたら一緒でバケモノと思われて仕方ない訳ですよね。でも彼女を選んだ栗原の存在は素晴らしいし、ガーディアンがそれを認めた…というくだりも面白い。石持さんにしては優しい感じの終わり方だな…と結構気に入った一章でしが…続→

2010/09/16

NOBU

存在するはずのないものに常に護られている、それは善なのか悪なのか?そんな風にされたら周りの人から孤立して疎外感に苛まれそうやわ。ある意味、可哀想な女子二人の物語。冴の章は現実的にして暖かい思いもあって好感を持てたが、円の章では悪意ばかりが前面に現れ好きにはなれず。 おじいちゃん、なんで冴章で成仏できひんかったん?

2011/07/03

感想・レビューをもっと見る