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君がいなくても平気 (カッパ・ノベルス)

君がいなくても平気 (カッパ・ノベルス)

君がいなくても平気 (カッパ・ノベルス)

作家
石持浅海
出版社
光文社
発売日
2009-12-17
ISBN
9784334076870
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君がいなくても平気 (カッパ・ノベルス) / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

上司の死が恋人による殺人だと思われるときにどうするって話。こんな思考になる人いるのかなぁ・・・。

2015/11/23

そのぼん

ニコチンを使った殺人事件が発生し、恋人に殺人の疑惑を持った男が主人公でした。彼女が殺人を犯した理由は何なのか、そもそも彼女は犯人なのかー。先が読めなくて、グイグイ最後まで引っ張っていく展開は圧巻でした。

2013/01/14

nyanco

恋人が殺人者だと知ったら…。『君とは別れる。だって僕は自分自身が大切だ。君がいなくても平気だよ。』なんと自分勝手な男!と憤るが…。これはミステリーではなく、恋愛小説だったんだ!臆病で恋愛下手な二人の悲しいラブストーリー。この終わり方は本当に哀しい。読み終えて、ああ…石持さんらしい作品だったな、と胸にドサリとくる作品でした。

2010/01/20

エンリケ

保身の為に殺人犯の恋人と別れようとする主人公。彼の態度は悲しいほど凡庸だ。もし僕が彼の立場なら同じ様に振る舞うかも知れない。一方でそう利己的に徹しきれないのもまた凡人。何だかんだと言い訳を見付けて別れるのを先延ばしにする彼が滑稽でも有り、ほっとする部分も有った。色んな思いで惑乱する様子が実に丁寧に描かれていた。敢えて言えば心理サスペンスとカテゴライズすべきか。ドライな男女関係を志向した主人公が招いた悲劇。僕にはそう思えてならなかった。スカッとする様なヒーローは登場しない。でも哀れな末路に心が揺さぶられた。

2015/05/11

銀河

タイトルに惹かれて。序盤は人物紹介がつまらなく長く感じた。耐えた。その内一人が死んで、主人公が犯人は〇〇では!?と疑い始める(証拠がちゃちい気が)。犯人が逮捕された時の保身を考える主人公…。気持ちはわかるけど、あまりに身勝手に思えて、同じことをしつこくぐるぐる考える思考回路にもうんざり。第二の被害者や動機は早めに読者には察しがついたはず。しかし!読むのをやめないで。動機も明らかになってからの終盤切なさ全開!(個人的感想ですが)どんどんよくなっていき、ラストの二人のやりとりには感動すらおぼえた。

2013/05/31

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