舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵 (カッパ・ノベルス)
舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵 (カッパ・ノベルス) / 感想・レビュー
ダイ@2019.11.2~一時休止
舞田ひとみその2。視点が変わったのがちょっと残念だけど、探偵の力量は上がったようだ。電卓男がよかった。
2013/08/27
ちはや@灯れ松明の火
女の子の好きなもの、おしゃべり、スイーツ、ドキドキする出来事。女子三人寄れば姦しく、一人増えればより騒々しい。詐欺、盗難、誘拐、失踪、相も変わらず凶悪事件連発の浜倉市。刑事の姪っ子と私学トリオ、ちょっと退屈な放課後や週末の好奇心をそそる謎、女子中学生はときどき探偵団へと変わる。聞き込み、尾行、観察、推理、十四歳はもう子供じゃない。でも、事件という名の犯罪、苦い現実、重い秘密、家族との溝、中学二年はまだ大人じゃない。ドキドキの事件はわくわくだけじゃなく、ちくちく痛みを残して、女の子を大人へと近づけていく。
2011/11/23
takaC
前作は高評価しなかったが、本作そして三年後(?)の次作へとつながっていくサーガ風物語だったんですね。17歳早く読みたい。すでに何かに連載予定ありなのかな?
2010/12/11
hirune
11歳の時は推理は叔父の歳三がしてたけど、14歳の舞田ひとみは3人の友達と一緒に聞き込みも推理もしています。中学生なのに巻き込まれる事件は殺人事件や誘拐事件や窃盗や詐欺とバラエティ豊か😅最後には好奇心は猫をも殺すとばかりにずいぶん痛い目にも遭いました😱そして父との確執やどうやら父と別れた産みの母とチラリと登場したりして、複雑な環境が垣間見れました。それにしてもひとみは鋭い。それに友人の凪沙の謎めいた情報収集能力も気になるなぁ。個性的な女子中学生4人組の事件簿でした。
2022/05/13
チャコ
シリーズ2作目。今作のひとみは14歳の中学生、反抗期に突入したのか、ちょっと小生意気で可愛らしくなっていました。また、前作とは打って変わって大人顔負けの推理力を発揮し、事件の真相を解き明かしていきます。語り手が叔父から友達のエミリーに変わり、多感な少女らしい視点で語られるのも良かったです。前回同様"ゆるミス"ではあるのですが、歌野晶午さんらしい毒がありラストは後味の悪さが残ります。家族との関わり方や世の中の苦味・不条理さを知り、大人になっていく少女たちの成長ストーリーでもあるのかもしれません。
2015/04/10
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