吸血鬼と精神分析 (カッパ・ノベルス)
吸血鬼と精神分析 (カッパ・ノベルス) / 感想・レビュー
マト文庫
ボリュームはもちろんのこと、内容的にも圧倒的な読みごたえ。精神分析をめぐる登場人物たちの延々と続く緊迫感のあるやりとりが、連続殺人事件の謎に違和感なく噛み合わさっている(とはいえその内容は難しくてよくわからなかったので、雰囲気を楽しむ感じだったが)。真犯人の現れ方はどうなんだろう、と思わないでもないが、満足度は非常に高い。
2013/09/02
takao
ふむ
2024/04/13
プリン
矢吹駆シリーズの第6作。今回取り上げられたのはラカン。精神分析に関する知識はフロイトの入門書を読んだ程度なので、薀蓄部分はひたすらに難渋。ミステリとしては、何度も続くどんでん返しのストーリーを追いかけるので精一杯。読み終えるのにかなり時間がかかりましたが、読後感はけっして悪くないです。
2013/07/26
shiaruvy
【2013.07.20 初版】 コメントあとから
2015/05/05
うさを
精神分析の話はそもそもわからなかったんだけど、わからないなりに「これでいいのか?」とは思った。だから、ナディアの批判には共感することが多かった。物語、キャラクターは面白く、ラストの伝奇がかった(?)演出はかなり好き。
2017/06/12
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